ネイマールとカバーニ photo/Getty Images

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17日のリヨン戦以降、パリ・サンジェルマンFWネイマールとエディンソン・カバーニの問題は大きく取り上げられてきた。2人がフリーキックとPKのキッカーを巡って争いを起こしたからだ。試合後にはドレッシングルームでも険悪な空気があったとされており、一部ではネイマールがカバーニ売却をクラブに訴えたとまで言われている。

今後の2人の関係はもちろんチームの空気も気になるところだが、関係修復へ向けて動きがあったようだ。仏『L'Equipe』はベテランでもあるダニエウ・アウベスが2人をディナーに招き、関係修復を働きかけたと伝えている。もっとも今回のキッカー騒動にはアウベスも絡んでしまっており、ネイマールがフリーキックを獲得した際にカバーニにボールを渡すことを拒んだシーンが注目を集めていた。自身も含め今回の騒動を上手く収める必要があると考えたのかもしれない。

また、ネイマール本人もすでにカバーニを含めチームメイトに謝罪したと同メディアは伝えており、これにはブラジル代表の先輩であるチアゴ・シウバが一役買ったようだ。これでネイマールとカバーニの間に生まれた溝が埋まったかは分からないが、ネイマール側にもこれ以上騒ぎを大きくする考えはないように見える。

今後もキッカーをどちらが担当するかは問題になる可能性もあり、ここは指揮官ウナイ・エメリが上手くコントロールしなければならない。同メディアはアウベスがフレンドリーな関係を築こうとしていると伝えているが、スター軍団PSGはチームとして仲良く1つにまとまれるだろうか。