ジョセフ・カーン(Joseph Kahn)、テイラー・スウィフト(Taylor Swift) photo : Getty Images

新曲「Look What You Made Me Do」ではケイティ・ペリーやキム・カーダシアン、元カレのトム・ヒドルストンたちをからかい、改めてバトルを挑んでいると噂されているテイラー・スウィフト。MVを監督したジョセフ・カーンが彼女を弁護した。

話題満載のテイラー・スウィフトの新曲「Look What You Made Me Do」のMV。キム・カーダシアンがパリで強盗にあったことを匂わせるシーンやケイティ・ペリーがグラミー賞を受賞できていないことを示すような場面、さらにトム・ヒドルストンが来ていたタンクトップにそっくりなTシャツを着たダンサーたちが登場することから、人をからかい操っているという批判の声も上がっている。でもこれに対して監督したジョセフ・カーンが反論!

カーンは「Bad Blood」を監督したこともあり、言ってみればテイラー軍団。先週末出席したトロント国際映画祭で「彼女が人を操っているというのは最大の侮辱だ」とコメントした。「それは一体どういう意味なんだ? アーティストとして自分の着たいもの、作りたいもの、セッティング、自分のあらゆるアイデアのテーマやリリックを知っていること、それは人を操ることなのか? それはただ単に賢いだけではないのか?」とコメント。

またTwitterでも反論。「男性が何かを画策すると“天才”と言われる。テイラーが女性として何かを画策すれば“人を操っている”と言われる。これはダブルスタンダードだ。間違っている」とも!

カーンの主張にも一理あり。この論争に決着をつけるのは難しいけれど、1曲のリリースでこれだけの物議を巻き起こすとはさすが! テイラーへの注目度と大物ぶりが改めて証明されたと言えそう。

text : Yoko Nagasaka