【海外発!Breaking News】青とオレンジに輝く乳白色、美しすぎるロブスターを発見 米・メイン州で
米メイン州できわめて珍しい「青い」ロブスターが捕獲されたことをお伝えしてからちょうど3年という8月下旬、やはりメイン州で今度は乳白色のロブスターが捕獲され、その美しさが多くの人々を魅了しているという。『CBS Boston』などが伝えた。
大変珍しいロブスターが発見されたのは、アメリカ北東部メイン州のポートランド沖にあるチェビーグ・アイランドで先月24日のこと。捕獲したアレックス・トッドさんはそのロブスターの写真を撮ると、すぐにブランズウィックにあるメイン州沿岸漁業組合に報告した。わざと普通のロブスターと並べて撮影されたが、いくつもの輝く色味を含んだ乳白色はまるでホワイトオパールのようだ。
カニやエビといった甲殻類の殻に豊富に含まれているカロチンの一種、アスタキサンチン。この成分が熱により変化を起こすといい、タンパク質と結びついている時は青緑がかった茶色を呈し、過熱処理でどんどん赤みを帯びていく。専門家によれば、殻に本来あるべき色素の1つが欠損していると珍しい色のロブスターとなり、青みがかかった乳白色を呈しているのは遺伝子の突然変異が原因で200万匹に1匹の確率とのこと。これは先天的かつ部分的に色素が欠した「白変種(はくへんしゅ)」であろうという。
なお尾にギザギザとした切れ目が入り、産卵を控えたメスであることからトッドさんはそのロブスターをすぐに海に戻している。そうしたメスは必ずリリースしなければならない決まりがあるそうだ。
画像は『CBS Boston 2017年9月4日付「‘Definitely Weird’ Translucent Lobster Caught Off Maine Coast」(Maine Coast Fishermen's Association)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
大変珍しいロブスターが発見されたのは、アメリカ北東部メイン州のポートランド沖にあるチェビーグ・アイランドで先月24日のこと。捕獲したアレックス・トッドさんはそのロブスターの写真を撮ると、すぐにブランズウィックにあるメイン州沿岸漁業組合に報告した。わざと普通のロブスターと並べて撮影されたが、いくつもの輝く色味を含んだ乳白色はまるでホワイトオパールのようだ。
なお尾にギザギザとした切れ目が入り、産卵を控えたメスであることからトッドさんはそのロブスターをすぐに海に戻している。そうしたメスは必ずリリースしなければならない決まりがあるそうだ。
画像は『CBS Boston 2017年9月4日付「‘Definitely Weird’ Translucent Lobster Caught Off Maine Coast」(Maine Coast Fishermen's Association)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)