「Galaxy Note8」待望掄が大きいワケとは? もっとも「おもしろい」が詰まったスマホ

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サムスンの2017年後半のフラグシップモデル「Galaxy Note8」が先月末に発表になりました。
先代となるGalaxy Note7は発火問題で販売が中止されたことは記憶に新しく、その後継モデルの発表となると、これまでであれば、批判的な意見や反応となったでしょう。

しかし、実際は、非常に好意的で、期待に満ちた意見や迎え入れ方がされています。
メディアやユーザーから、期待も露わに発売を楽しみにしている声が目立っています。

かく言う筆者もその一人です。

Galaxy Note8は、一体、何が期待されているのか?
どのような魅力を持った機種なのか?

その理由を紹介していきます。

●進化した大画面、ほかにはない「Sペン」の使い勝手
Galaxy Noteシリーズは初代モデルから
「ほかのスマートフォンより大きな画面」
「手書きに対応したSペン」
が特徴であり、セールスポイントとなっているスマートフォンです。




Galaxy Note8の画面サイズも約6.3インチとかなり大きい。
とはいえ、最近では6インチ前後の大画面ディスプレイを搭載した機種は珍しくなくなってきています。
そこで今回は、2017年前半のフラグシップとして注目を集めた「Galaxy S8」「Galaxy S8+」同様の
・縦横比18.5:9
・縦長のディスプレイ
を搭載して、1画面に表示できる情報量を増やしています。
また、1画面に2つのアプリを同時に表示して、利用する際も、快適に操作できるメリットを追加しました。




また、専用のスタイラスペンである「Sペン」の機能も大幅に進化しています。
Note7からの機能ですがNote 8でも、画面オフ状態でSペンを取り出すと、その状態のまま画面にメモを取ることができます。
7以前のモデルでは、メモをする際は、一度画面をオンにする、ロックを解除する、といった操作が必要でした。

しかし、Galaxy Note8では、紙のメモ帳のように、画面オフの状態でもメモできるといった、紙のメモのような使い勝手を実現している点は見逃せません。

それ以外にも、Sペンをかざすことで
・文章・単語を翻訳する
・かざした範囲を拡大表示する(虫眼鏡機能)
といった便利なサポート機能も充実しています。

もちろん、基本スペックについても
・最新のオクタコアCPU
・大容量のメインメモリ
・光学式手ぶれ補正に対応した広角・望遠のデュアルカメラ
など、ハイエンドスマートフォンとして申し分のない進化を果たしています。

こうした、独自の機能と先進性に加え、高い性能の裏付けがあるからこそ、多くの人が期待感をもっているのです。

●根強いファンが多い! 国内では数年ぶりの新モデル登場に期待
Galaxy Noteシリーズの
・大画面
・Sペン
は一度使ったら手放せなくなる、GALAXY Note だけの機能です。

国内でも過去にNTTドコモ、au(KDDI)からGalaxy Noteシリーズが発売されてきました。
しかし近年は、現在ラインナップに含まれずに、国内のユーザーは最新のGALAXY Note シリーズが使えなくなってしまっています。

こうしたGALAXY Note 不在の中
「Galaxy Noteの新型はまだか」
という声がユーザーから多く発せられるようになっています。

海外に目を向けても、昨年のGalaxy Note7の販売中止というアクシデントがあり、新型のGalaxy Noteの発売は二年ぶりとなります。




さらに日本で発売が決まれば、2014年末に発売された「Galaxy Note Edge」から3年ぶりです。セールス的にも成功した2013年モデル「Galaxy Note3」からは、実に4年ぶりの新型モデルの登場になります。

もちろん、まだ日本向けにはいつ出るのか、そもそも発売されるのかも、現在は、まだ不明な状況です。

それでも
「待っていました」
と、国内発売に期待する声の大きさが、Galaxy Note8の注目度を上げる大きな要員であることは間違いありません。

スマートフォンのコモディティ化が進む中、ほかの機種にないオリジナリティ溢れる機能とデザインで一定のファンの心を鷲づかみしている「Galaxy Note8」。

今、もっとも「おもしろい」が詰まった一台であることに間違いはありません。

注目度、期待値がこれだけ高い機種だからこそ、是非、日本市場への投入して欲しいですね。


迎 悟