19日、日本テレビ「Going! Sports＆News」では、清宮幸太郎の弟で調布リトルシニアに所属する福太郎君のインタビューを放送。野球解説者・赤星憲広氏が聞き手となり、中学2年生にして身長178cm、体重93kg、握力は70kg近くあるという幸太郎に、兄から受けたアドバイスや今後の目標を尋ねた。

まず赤星氏は、バッティングフォームにおける幸太郎と福太郎君の共通点を「構えの力みのなさ。なるべくグリップに力を入れないように。インパクトの瞬間にグッと力を入れる」と分析。福太郎君も「力を入れて構えていると遅れる気がする」と話すと、兄から受けたアドバイスを「言われることはタイミングの取り方だけ。足を引いて（地面に）着くタイミングとか。動き出しのタイミング」と明かした。

また今や一挙手一投足が注目される幸太郎について、「よく兄がああいう風に（有名に）なって大変だねとか言われるんですけど、僕はプラスなことにしか考えていなくて、超えたいラインでもあります」と前向きに語った福太郎君。具体的に「バッターだったら兄よりいい成績を。もっと本数を打つことですし、ピッチャーだったら抑える」と話すと、「誰が見ても（兄より）僕の方が上な感じがいい」と意欲を燃やした。

さらに所属チームではピッチャーも務めている福太郎君。自身の今後について、「どっちもやりたい」と二刀流に興味を示すと、練習試合後に改めてコメントを求められても、「兄がやってないことをやるのは好きというか、やり甲斐があるので。高校でどうなるか分かりませんけど、楽しんでやれたら」などと語った。