フィリポーシス父が、生徒への性的虐待に関し無罪の申し立て

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 引退した元テニススター、マーク・フィリポーシス(オーストラリア)の父親で、テニスコーチのニコラオス・フィリポーシスが、9歳の少女に性的暴行を加えた嫌疑について、カリフォルニアの法廷で無罪を申し立てた。

 ニコラオス・フィリポーシスは、子供に対する猥褻行為に関する10を超える訴因について、無罪の申し立てをした。法廷は彼の保釈金として900万ドル以上を命じている。

 68歳のフィリポーシスは、サンディエゴ・カウンティでテニスのプライベートコーチをしていた際に、生徒ふたりに性的な嫌がらせをしたとして訴えられた。

 検察官は、この暴行は彼の自宅、車の中、カントリークラブで、一年に渡り続けられたと主張している。

 オーストラリアの国民であるフィリポーシスは、もし有罪となれば終身刑に科せられる可能性に直面している。

 サンディエゴ・ユニオン・トリビューン紙は、彼の息子で、元ウィンブルドン準優勝者のマークは、この審問に参列したがコメントを拒否したと報じている。(C)AP(テニスマガジン)

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