「宗像・沖ノ島」が世界遺産に! 福岡県民の反応は?
2017年7月9日、ポーランドで開かれていたユネスコの世界遺産委員会で、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)が世界遺産に登録された。
登録されたのは、沖ノ島と近接の岩礁、小屋島、御門柱、天狗岩の計4カ所。さらに大島にある宗像大社沖津宮遥拝所と宗像大社中津宮、福津市の新原・奴山古墳群、宗像市の宗像大社辺津宮の4カ所を加えた、計8カ所となった。
同日夕刻、NHKでも速報で報じられ、注目を集めた。
【速報 JUST IN 】ユネスコ世界遺産に「沖ノ島」日本推薦の構成資産すべて登録 #nhk_news https://t.co/F4g0F4F8Wq
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年7月9日
「関連遺産を巡るツアーができるでしょう」
宗像大社 社殿(Saigen Jiroさん撮影、Wikimedia Commonsより)
ツイッターにはさまざまな声が寄せられている。
沖ノ島が世界遺産になったのはネットで見てたけど、宗像大社もなったのね わたし、高校生のとき家からめっちゃ遠いのに友達と一緒に年末年始に宗像大社の本殿のお守り売り場で巫女さんしてたことあります 笑
— せなぴっぴ (@sena_pippi) 2017年7月10日
「年末年始に宗像大社の本殿のお守り売り場で巫女さんしてたことあります 笑」という報告もあった。「世界遺産に......宗像大社もなった」のを喜んでいる様子だ。ちなみに宗像大社のお守りは、交通安全にご利益があるとされている。
観光客誘致には効果があるようですが、沖ノ島は誰でも行けるところではないですね。関連遺産を巡るツアーができるでしょう。
— 戸田宏治 (@kotoda4573) 2017年7月10日
「関連遺産を巡るツアーができるでしょう」という予想をする人もいる。なかでも宗像市にある宗像大社「辺津宮」の神宝館には、沖ノ島で発見された国宝8万点が収蔵されており、銅鏡や武器、工具、装身具、馬具などのコレクションが常設展示されている。
宗像大社が世界文化遺産に 僕が中学から住んでいて、すぐ近くでとても身近な神社、沖ノ島、宗像大社関連遺産群がすべて登録 https://t.co/t7QSa27bdS
— 小林 明詩 (@lunasmile33) 2017年7月10日
初めて、宗像大社の敷地内にある
— kanae (@kokonakanae) 2017年7月10日
神宝館にも、入ってみました。
沖ノ島の国宝級のお宝が、
展示されています♪ pic.twitter.com/eNvEJ6lH6w
「神宝館にも、入ってみました」「沖ノ島の国宝級のお宝が......展示されています♪」という報告もあった。
たしかに沖ノ島は誰でも行けるところではないようだが、宗像大社辺津宮や、宗像大社沖津宮遥拝所と宗像大社中津宮、福津市の新原・奴山古墳群などを見て回ることで、「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の価値が理解できるだろう。