札幌市の中心部・大通公園内の電波塔「さっぽろテレビ塔」からロープを使って飛び降りる――。

さっぽろテレビ塔の開業60周年を記念して、そんな前代未聞の企画「テレビ塔ダイブ」が、2017年7月1日〜10月9日に開催される。

6月28日、プロバスケットボール男子のBリーグ・レバンガ北海道の折茂武彦選手（47）がイベント開催に先駆けて体験した。

「下から見たら、大丈夫かと思ったけど、上から見たら、想像以上っていうか、普通にこわい......」

ツイッターには、リアリティあふれるレポートが上がっている。

まさか、90.38メートルの展望台から......？

さっぽろテレビ塔の高さは、147.2メートルで、展望台でも90.38メートル。まさかここから......。

というわけでは、なかった。3階スカイラウンジの上にあたる4階の屋上、高さにして地上27メートルから、フリーフォールアトラクション（クイックジャンプ）と呼ばれる方法で飛び降りる。

ハーネス（安全帯）を付けているとはいえ、大丈夫なのか。さっぽろテレビ塔のウェブサイトは、

「フリーフォールアトラクション（クイックジャンプ）とはハーネス（安全帯）を付け、ロープを使って飛び降りるアトラクション。バンジージャンプとは違い、4〜5メートルの自由落下の後ブレーキがかかり、スピードを緩めたまま着地ポイントまで安全に降りてきます」

と説明している。

参加費は、大人（中学生以上）1200円、小人800円。20〜100キロの体重制限がある。保護者の同伴が、小学生の参加条件だという。


さっぽろテレビ塔の公式サイトから

想像以上に怖い！

6月28日の「飛び始め」式では、プロバスケットボール男子のBリーグ・レバンガ北海道の折茂武彦選手が一番手で飛び降りた。レバンガの公式ツイッターでは、飛び降り直前の様子が紹介されている。

折茂さん「こわい、こわい！」
「テレビ塔さんの60周年記念事業ということで、応援していただいているので、その恩を少しでも返せればいいと思って、やるって決めたんですけど、なかなかヤバいですね......」
「行きまーーす！（ロープの擦れる音）」

動画を見る限り、かなりこわそう......。ツイッターでは、

と反響を呼んでいる。