5 丸山祐市 6
森重と共に神戸の渡邉、中坂、大森にうまく対応。だが、後半の失点シーンでは渡邉にマークを外されてしまった。
 
6 太田宏介 6
守備では高橋峻にやられる場面も。なかなか攻撃にも加われず、伝家の宝刀である精度の高いクロスも影を潜めていた。
 
MF
27 田邊草民 6
豊富な運動量を活かし、攻守のつなぎ役を器用にこなした。28分にはドリブルで仕掛け、良い位置でFKも獲得するなどチームに貢献。
 
8 高萩洋次郎 6.5
長いスルーパスを何本も決めるなど視野の広さはさすが。守備でもニウトンからボール奪い、神戸の攻撃の芽を摘み続けた。
15 永井謙佑 7(69分OUT)
ループシュートで芸術的な先制点を決めた。勝っていれば文句なしのMOM。だが、勝点1につながる同点弾を決めた渡邉にやや軍配。
 
13 大久保嘉人 6.5
先制点を引き出したスペースの作り方とスルーパスは見事。縦横無尽に動き、神戸DFの意識を撹乱させた。影のMOM。
 
38 東 慶悟 5.5(74分OUT)
味方を生かすフリーランなど光るプレーは見せたが、もう少しボールに絡みたかった。61分の高萩のキラーパスでできた決定機は決めたかった。
 
FW
20 前田遼一 6.5(79分OUT)
岩波の激しい当たりに何度も倒されながら、最前線で攻撃の起点になり続けた。シュート0本は寂しいが、それでも存在感はあった。
 
交代出場
MF
23 中島翔哉 6.5(69分 IN)
相手DFとボランチの間など、とにかく間から顔を出して味方のパスを引き出した。またドリブルでのつっかけで神戸DFをかき乱した。
 
MF
22 徳永悠平 6(74分 IN)
東と交代でピッチへ。右サイドバックに入り、途中出場でフレッシュな小林に対応。気持ちの入ったプレーで神戸の猛攻をしのいだ。
 
FW
9 ピーター・ウタカ 5.5(79分 IN)
約15分間の出場ながらドリブルで攻撃陣をけん引。ただし、80分頃にバックパスのミスで渡邉にカウンターを許す場面も。
 
監督
篠田善之 6
徳永の投入で守備を締めつつ、P・ウタカと中島を入れて攻撃に変化をもたらすなど采配は絶妙。追加点が取れなかったのが残念だ。
 
取材・文:白井邦彦(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。