復調のきっかけを掴んだ横峯さくら、最終日のビッグスコアに期待大(撮影:上山敬太)

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<サイバーエージェントレディス 2日目◇29日◇グランフィールズ カントリークラブ(6,501ヤード・パー72)>
米女子ツアーを主戦場としている横峯さくらが、首位と5打差ながら7位タイに踏みとどまり、久しぶりの上位争いに顔を出している。目標とする米国での優勝はおろか、スポット参戦中の日本ツアーでも予選落ちを重ねていたが、「久しぶりに予選通過できてよかったです」と笑顔を見せた。
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前半でスコアを1つ伸ばして迎えた10番パー5。3番ウッドで放ったセカンドショットがグリーンをとらえ、見事にイーグルを奪った。「あのセカンドショットは自信になりました」と上位争いに迫った。その後は3ボギーを喫し、首位との差は開いたものの、「今取り組んでいることができたのでよかったですね」と満足げだ。
「基本的なことで恥ずかしいんですけど」という今取り組んでいることとは、1ヶ月ほど前にメンタルトレーナーの夫・森川陽太郎さんとの会話で気づいた。「スイング中、テークバックで体重を右に乗せることです。これが左のままだと球が左右どちらにも曲がるんです」。横峯ほどの選手でも、小さなキッカケで大きく結果が変わるということ。10番のセカンドショットはそれが実践できた大きなショットだった。
「まだできたりできなかったり」と絶好調とはいえないが、それでも今日の1アンダーというスコア、そして予選通過に「少しずつ光が見えてきた」と、納得の表情。14年11月以来の優勝にはビッグスコアが必要となりそうだが、久しぶりにさくらが“満開”を迎える日を待っている人はきっと多いはずだ。

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