「赤福」だけじゃないぞ! 知ってたら通ぶれる、赤福以外の三重銘菓5選
全国各地に存在する「ご当地銘菓」、そのなかで「もらってうれしい」ものは? そんな疑問を解決するため、Jタウンネット編集部は、2015年、読者アンケートの結果をまとめた総合ランキングを発表した(参照:もらってうれしい「ご当地銘菓」ランキング、「白い恋人」や「赤福」を抑えて1位に輝いたのは...)。
このときランキングの3位に入ったのが、三重県の「赤福」だった。確かに「赤福」といえば、誰もが知る銘菓のなかの銘菓。三重県を訪れてお土産を探すとしたら、まず「赤福」を買い求めておけば間違いないだろう。
しかし三重県には、「赤福」以外にいったいどんなお菓子があるのだろうか? 読者の皆さんはご存じだろうか?
「三重テラス」に聞いてみました
「そりゃ三重県といったら、赤福でしょ、あと赤福と......赤福と......あれだ、赤福......って、赤福ばっかりじゃないか!」
「赤福」以外にどんなお菓子があるのか、まったく知らないことに愕然としたJタウンネット編集部は、東京都中央区日本橋にある三重県のアンテナショップ「三重テラス」に尋ねてみることにした。
「赤福以外にも、美味しいお菓子がたくさんありますよ」と、担当者がすすめてくれたのが、次の5つの菓子だ。
関の戸(有限会社深川屋)
「関の戸」は、舌触りのよい赤小豆のこし餡を求肥皮で包み、阿波の特産「和三盆」をまぶした一口大の和菓子。亀山市にある、江戸時代から続く老舗・深川屋が製造販売する。
神宮スギ(シラセ)
「神宮スギ」は、昔ながらの製法で職人が一層一層手作りで焼き上げるバームクーヘンだ。本物の年輪のようにしっかりついた層が特長。伊勢神宮のお膝元、伊勢市の洋菓子専門店・シラセが製造販売する。
シェルレーヌ(株式会社ブランカ)
「シェルレーヌ」は、地元の農場で生産された鶏卵、県産の小麦粉「アヤヒカリ」を使用し、手焼きした。真珠に光沢を与える「パールシェルカルシウム」が加えられている。鳥羽市の洋菓子メーカー・ブランカが製造する。
絲印煎餅(播田屋)
「絲印煎餅」は、鶏卵、砂糖、小麦粉を用い、薄く焼き上げた煎餅で、表面には絲印の印影が焼きつけられている。1860年(万延元年)創業の伊勢市・有限会社播田屋が製造販売する。
平治煎餅(平治煎餅本店)
「平治煎餅」は、小麦粉に砂糖、鶏卵を入れて笠型に焼いた煎餅だ。阿漕平治(あこぎ・へいじ)の伝説で知られる、平治の忘れた「笠」を模している。津市の平治煎餅本店が製造・販売する。
上記のお菓子は、主要駅や土産物店で通年販売されているという。もちろん「三重テラス」でも購入できる。
「おや、なかなか通だね。赤福以外に、こんなお菓子を土産に選ぶなんて......」と喜ばれること、間違いないだろう。