[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2017年3月29日放送では、関西空港に30日オープンしたホテルについて紹介されました。

その名も「ファーストキャビン関西空港」。ロビーにグランドピアノが置かれているなど、カプセルホテルとは思えないほど高級感溢れる作りになっています。

「LCCのハブ空港」に便利な施設

「キャビン」は全153キャビン、大きさは4.4平方メートルと2.5平方メートルの2種類。32インチのテレビや、電源コンセント・Wi-Fiも完備されています。料金は季節や曜日で変動がありますが、通常は「ファーストクラスキャビン」で宿泊7200円(ショートステイ1時間1000円)、「ビジネスクラスキャビン」で宿泊6200円(ショートステイ1時間900円)です。海外からの旅行客からの要望が多いということで、立派な大浴場もご用意しています。


「ファーストクラスキャビン」のイメージ(プレスリリースより)

観光政策に詳しい高崎経済大学、井門准教授によると「関西空港は当初、アジアのハブ空港を目指していましたが、今やすっかりアジアの『LCCの』ハブ空港となりました。国内の利用者だけでなく、海外からLCCで来て別の国へ行く人が乗り換えで数時間だけ過ごすというパターンも多い。そういう需要にこたえるためには、関空の近くにさらにファーストキャビンのように時間制でも利用できる施設が必要でしょう」とのこと。

飛行機のファーストクラスにも劣らない快適な時間を関空で過ごしてみませんか。(ライター:けあるひの)