三越千葉店のシンボル、ライオン像(写真はJタウンネット編集部撮影)

2017年3月20日、千葉市中央区にあった三越千葉店が閉店した。1984年、地元百貨店のニューナラヤを引き継ぐ形で営業を開始し、約33年間、千葉市民に親しまれてきた。1991年度には500億円以上あった売上高も、2015年度には126億円と4分の1近くまで減少していたとのこと。

営業最終日となった20日、大勢の買い物客が訪れ、名残りを惜しむ人々でにぎわった。

「ありがとう、そして、さようなら」


三越千葉店の入口(写真はJタウンネット編集部撮影)

ツイッターには、閉店直前の三越千葉店を実際に訪れた人から、こんな声が寄せられている。

「ライオンもさみしげ」「見届けてきました」「長い間お疲れ様でした」などといった報告である。三越のシンボル・ライオン像を写真に撮る人が多かったようだ。


閉店セールでにぎわった三越千葉店(写真はJタウンネット編集部撮影)

「幼少期に良く連れてこられていた、凄く思い出の詰った場所でした」という人もいる。「ありがとう、そして、さようなら」という言葉に実感がこもる。

「路面の看板は撤去か塗りつぶし」といった報告も寄せられている。「千葉三越、仕事早い」「立つ鳥跡を濁さず、ですね」といったコメントもある。

「今日はライオンもいなくなってる」とのこと。本当に「なんだか寂しいなー」。