トランプ政権に大打撃!? フリン大統領補佐官辞任でどうなる

2017年2月17日 15時0分

中西哲生と高橋万里恵がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「クロノス」。2月15日（水）放送の「WAKE UP NEWS」コーナーでは、ニューヨークと東京を拠点に活躍するジャーナリストの北丸雄二さんに、トランプ大統領の側近だったフリン大統領補佐官の辞任について話を伺いました。

事の発端は2016年12月、米大統領選への干渉を狙ったロシアによるサイバー攻撃への対抗措置として当時のオバマ政権が同国に制裁を発動。その際、当時民間人だったフリン氏が駐米ロシア大使と協議していたことをペンス副大統領らに隠していたと認め、米時間2月13日、トランプ政権発足から僅か3週間あまりで辞任しました。

北丸さんはフリン氏の一連の行動について「民間人が論議のある外国政府（ロシア）と、政府の外交政策に支障のある交渉をしてはいけないという法律に違反し、政策に影響を及ぼすような偽りの情報をペンス副大統領らに与えていたということで責任を取らざるを得なくなった」と解説。

そして、「トランプ政権にとって大きなダメージなのでは？」との中西の問いかけに対し「それが、辞任だけでは収まらない勢いなんです。これほど重要な事案についてフリンさんが一人でロシアの駐米大使と連絡を取り合っていたのかどうか、そしてそれらの情報を果たしてトランプさんやペンスさんも知らなかったのかという疑惑にも発展しかねない状況。トランプさんの外交政策、つまり親ロシアということに“実は裏があるんじゃないか”という声が、再燃するかもしれない」と予想。

辞任だけでは収束しそうにない状況に「トランプさんの外交政策だけじゃなくて政権の屋台骨が揺らぐことにもなりかねない」と見解を話してくれました。

【番組概要】

番組名：「クロノス」

放送日時：毎週月～金曜6：00～9：00

パーソナリティ：中西哲生（月～木）、速水健朗（金）、高橋万里恵

番組Webサイト：http://www.jfn.co.jp/ch/

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聴取期限　2017年2月23日 AM 4:59 まで

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