元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、イタリア・ナポリのメディアのインタビューで、ナポリがチャンピオンズリーグ（CL）で対戦するレアル・マドリーに言及。クラブ・ワールドカップ（W杯）決勝で対戦した鹿島アントラーズにも触れた。

ナポリはCL決勝トーナメント1回戦でマドリーと対戦する。そのマドリーは18日、鹿島を延長戦の末に4-2と下し、クラブ王者世界一の称号を手にしたところだ。

ザッケローニ氏はイタリア『Il Mattino』のインタビューで、マドリーについて次のように述べている。『itasportpress.it』が伝えた。


「マドリーには浮き沈みがある。延長戦の末にクラブW杯を制したが相手はこのレベルまで来たことのないチームだった。私は鹿島をよく知っているが、日本のベストチームの一つではない」

「これは、ナポリ戦でマドリーのアプローチが正しくなければ、彼らにとっては危険ということだ。（ナポリの本拠地）サン・パオロだけじゃなく、マドリーはホームでもベストパフォーマンスが必要だろう。ナポリはホームとアウェーで戦い方が変わらないからだ。ただ、ナポリもサンチャゴ・ベルナベウに恐れをなしてはいけないがね」