あと10分寝てられる!失敗しない「最強時短メイク」

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毎朝バタバタと家事に育児に仕事……そんな状況でも、手抜きに見えず、大人の女性としての礼儀に反しないレベルのメイクは必須と言えます。とはいえ、やっぱり朝って本当に時間がなくて大変……できればメイクの時間はなるべく少なくしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

そこで、時間をかけず、手抜きに見えない“時短メイク”の方法をご紹介します。大人の時短メイクのポイントは3つ。肌の質感、元気に見える血色、眉毛に注目しましょう。

時短メイクのポイント1:肌の質感

学生の頃の女子なら、色付きリップ1本あれば良かったけれど、大人になるとそういう訳にはいきません。シミ、シワ、たるみの原因になる紫外線対策や、肌状態も整える必要があります。

(1)肌の質感アップは、メイク前の保湿が決め手

忙しい朝、ついスキンケアも省きたいと思うのもわかりますが、メイクのノリを良くするための30秒、化粧水と美容液でしっかり保湿しましょう。

(2)ベースメイクは、BBクリームかCCクリームを

BBクリームは、多くの美容成分や紫外線対策効果が含まれているものが多く、ツヤ肌向きです。CCクリームは、くすんだ肌のカラー補正をしてくれるので、血色の悪い日やくすみのある日にオススメです。塗り方は、スポンジ塗り、もしくは両手を使って塗るようにしましょう。

スポンジ塗りの場合は、BBまたはCCクリームを顔の5点(両頬、おでこ、鼻、あご)にのせ、スポンジで外側に向かって優しくたたき込むようにのばしていきます。均等にのばした後、スポンジを丸めて小鼻の脇や目の下、あごなど細かいところにものせていきましょう。仕上げに両手の平で顔を包むように手アイロン(ハンドプレス)を。このひと手間でベースメイクが肌にしっかり馴染み、ヨレにくくなります。

両手塗りは、手の平にBBまたはCCクリームを1センチくらい出し、ざっくり両手をこすり合わせ手を広げます。顔の上半分を内側から外側に向かってスタンプを押す感じでポンポンポンと塗ります。顔の下半分も同様に内側から外側に塗り、ムラになっている部分を指の腹を使ってなじませると完成です。

※クマやシミなど隠したいところは、BBまたはCCクリームを少量重ねてみましょう。夏場や肌質によって崩れが気になる方は、仕上げにフェイスパウダーをつけることで化粧崩れ対策になります。またフェイスパウダーを付ける際に大きなパフでつけるとよりスピーディーに付けることができます。

時短メイクのポイント2:元気に見える血色

ベースメイクが仕上がったら、今度はクリームチークの出番です。クリームチークはパウダータイプのものに比べ、ぼかしやすく濃さの調整が簡単にできます。指でとって頬の辺りに馴染ませます。ベースメイクの上にフェイスパウダーをつけて仕上げる人は、パウダータイプのチークをブラシでつけましょう。

また、クリームチークの裏技で、リップに活用できます。指で唇の内側を濃く塗り、リップラインに向けてぼかします。そうすることで、チークとの一体感も出るので自然な元気の良い血色ができあがります。

時短メイクのポイント3:眉毛

表情を決める眉毛! 時短メイクにも欠かせない重要ポイントです。もともと眉が濃い人は、アイブロウパウダーでムラのある部分を調整するだけでOKです。

薄めの人は太めで柔らかいペンシルタイプのものがオススメです。ペンシルなのに、ぼかさなくてもパウダーっぽく仕上がります。眉毛の少ないところから書き足し眉尻は角を使って描きましょう。

いかがでしたか? この3つのポイントをしっかりおさえておけば、毎朝が忙しくても時間をかけずに素敵な大人のメイクを楽しむことができます。皆さんもぜひ取り入れてみて下さい。

【筆者略歴】

※ a.kumi ・・・長年美容業界で携えた知識と技術で、年齢と抗うことより心身共に美しく年を重ねる提案を発信している。

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※ g-stockstudio / shutterstock