【オトナの社会科見学】グリコ「カフェオーレ」の工場に行ってきた!
誰もが昔から知っているコーヒー飲料、グリコ「カフェオーレ」。ほどよい甘さが、ひと休みしたいときのお供にぴったりです。今回、その「カフェオーレ」が製造されている工場を見学させてもらえるということで、行ってきました!
さすが工場! ミルもドリッパーも、とにかく巨大!
工場があるのは東京都某所。工場見学なんて何年ぶりか。ちょっとワクワクします。
到着すると、まずは衛生面の管理のため、工場着を着用します。手洗い、殺菌消毒を行い、いざ工場の中へ。
最初に見学したのは、カフェオーレに使用されるコーヒーが抽出される工程。
まずはコーヒー豆を挽き
粉末状になったものをドリップします! 当然なんですが、ちゃんとコーヒーを作っているんですよね
工場では、全部で5機のドリップマシーンが使用されています
ご覧のとおり、グリコ「カフェオーレ」に使用されているコーヒーは、毎日工場で抽出されているもの。500キロの豆から、5000キログラムのコーヒーを抽出し、毎日約20万本のカフェオーレが出荷されています。
工場は毎朝4〜5時頃から稼働しているそう。
毎日コーヒー豆を挽いてドリップするという工程は、「カフェオーレ」の肝となる部分。ここでひと手間掛けるか掛けないかで、香りと味が大きく変わってくるのです。
ドリップ抽出は、エスプレッソ抽出と違って苦味が少なく、まろやかな口当たりが特徴。「カフェオーレ」の優しい味わいを生み出す一翼を担っています。
抽出されたコーヒーはとにかく濃い! でもこの濃さが重要!
ドリップが始まると、大きな筒からコーヒーが勢いよく流れてきました
コーヒーの香ばしい匂いが充満します。いい匂い
これがドリップしたてのコーヒー。とても濃くて、少量を舐めるだけで精一杯!でもコーヒー独特の、深みのある味わいを感じました
このドリップコーヒーは、「カフェオーレ」になるために、この後牛乳と混ぜ合わせます。牛乳と混ぜるとコーヒー本来の苦味は消えやすいので、わざと濃いめに抽出しているのだそう。
自宅で、市販のアイスコーヒーと牛乳を混ぜ合わせてカフェオレを作ってみると、味が薄く感じるのはそのせいなんですね。
もちろん「カフェオーレ」は、牛乳にもこだわりがあるそう。
使用されている牛乳は、「乳」と「無脂肪牛乳」を独自に調合したもの。すっきりとした味わいで、コーヒーと混ぜ合わせたときのバランスが絶妙になるよう計算されています。
出来立てほやほや「カフェオーレ」を試飲しました
巨大コーヒーマシーンのドリップの様子を見学した後は、「カフェオーレ」が実際にパッケージングされ、出荷されていく様子を見学します。
巨大なベルトコンベアに乗って、おなじみのパッケージが流れてきました
こちらは、飲みきりサイズのパッケージにストローが付随されていく様子
ガチャン!ガチャン!とテンポのいい音が響きます
機械の足元には、こんな風に連なったストローが
工場見学の後は、出来立てほやほやの「カフェオーレ」を試飲しました。
「カフェオーレ」は出来上がってすぐに出荷するのではなく、一晩寝かせます。そうすることで、コーヒーとミルクの味が馴染み、口当たりが良くなるのだそう。
あー、やっぱり美味しい!
今回の工場見学で印象深かったのは、コーヒー豆を毎日ひいて、ドリップしているということ。「カフェオーレ」にかけられている、労力とこだわりを垣間見ることができました。
コーヒー飲料でありながら、まろやかな口当たりが飲みやすく、多くの人から愛されている「カフェオーレ」。仕事の合間に飲んで、ほっと一息つけそうです。
江崎グリコ >> https://www.glico.com/jp
(文/&GP編集部)