独身貴族。

その響きに対して、貴方はどう思うだろうか?

彼らは結婚に縛られることがなく金と時間の自由を謳歌する。東京生活を誰よりも楽しんでおり、独身貴族こそ、最も東カレ的なライフスタイルを送っているといえるだろう。

そんな独身貴族たちの価値観に迫っていく。

好みのタイプが芸能人という社長系、素朴女子が好みの外資金融を紹介してきたが、今回は甘え上手な外資系コンサル男子を紹介したい。


やはり独身貴族は外資系に多し!


<今週の独身貴族>

名前:昌大 29歳
勤務先: 外資系コンサルタント
年収:2,000万
学歴: 立命館大学・経営学部
住まい: 浜松町
家賃:27万
趣味:ラグビー
交際ステータス: 未婚・彼女なし
好きなタイプ:平 愛梨




まだ20代という昌大は、少し少年らしさが残っている。しかし、仕事の話となればさきほどまでとは表情が変わり、できる男の顔へと変貌していく。このギャップはずるい……!これまでの独身貴族たちは“年上の女性はNG”と豪語していたが、今回の彼は年上もOKな有望株。みなさん、彼の隣、空いているみたいですよ!

―早速ですが、スーツの上からでも分かるくらいいい体していますね。何かスポーツでも?―

高校からずっとラグビーをやっていて、大学時代は選手にも選ばれました。でも最近はスポーツをしていないからお腹が出てきちゃって……。前職は大手飲料メーカーで営業をしていましたが、5年前に転職してからはラグビーも観戦専門になってしまいました。年齢的にも曲がり角なので、そろそろ動き始めないとと思っているところです(笑)。

―そのいい体、何を食べてできているんですか?―

学生時代は体を大きく、強くしなきゃいけないのでとにかく食べました。実家の母親にはだいぶ気を使って管理してもらっていましたね。働き始めてからは、夜帰ってから自炊なんて考えられなくて、ほとんど外食です。

クライアントとも仕事柄、食事に行くことが多いので、美味しいのは当たり前で、雰囲気重視も視野に入れて選んでいます。絶対に店選びでは失敗したくないので、東京カレンダーもよく参考にさせてもらっています。外れないですよね!

―クライアントということは接待メインで、昌大さんご自身は気を使いますよね?-

そんなことないです。クライアントの方には可愛がってもらっているので、奢ってもらうこともあります。話も進み、慣れてくるとクライアントというよりは尊敬できる先輩として接してしまって。自然に「仲がいい先輩、後輩」の関係になってくるんですよ。

スポーツ経験者なので、やっぱり体育会系のノリがでますね。結構プライベートなことも相談に乗ってもらったり……。旗から見たらクライアントというよりは“先輩”がお会計をしているように見えていると思います。

もちろん、仕事となればそういった甘えは敵です。そこのスイッチはしっかりオフにするようにしていますよ。

僕の会社は激務をこなせれば、実力主義の世界なので相応の報酬が得られます。そこはスポーツの世界と同じ。僕は日本代表になるために努力を惜しまないで、基礎をしっかり地固めしていました。そういったところが今の仕事でも生かされています。

入社して4年以内に昇進できなければ、離職を求められることがあると聞いていたので転職してからは必死でしたよ。今はプロジェクトマネージャーに選ばれ、年収も2,000万を超えました。もちろんその分、責任も増えます。しかし経営のコアな部分に携われて、多くの知識や経験を与えてもらえていることが今は嬉しい。今後は独立も視野にいれているので、一層クライアントの期待に応えたいと思っています。


まじめなお話はこの辺で。そろそろプライベートも気になりますよね


車の購入はこれから。僕に似合う車っでなんですかね?


―ちなみに、さきほどでていたプライベートな悩み事ってずばり恋愛関係ですか?―

いえいえ違います(笑)。最近は車の話が多いですね。今はお酒を飲むことが多いので使うこともなく乗っていないのですが、30歳を超えたら買おうかなと。これというのはないのですが、BMWやルノーなんかを見ています。女性の会話は……多少は出ます。だけど悩むほど今は不自由もしていないので、内容は浅いです。彼女がいたとしても周りにはあまりオープンにしないですね。

さきほどの笑顔からは想像もできないクールな発言。デートの相手には不自由していないなんて……(羨ましい!)

―ちなみにどんなデートが多いですか?―

女性には金銭的に負担をかけることはしたくないですし、相手が年上でもデート代は絶対僕が全部出しますね。お会計は彼女がいないときにサッと支払います。支払うからには美味しいものを食べさせてあげたいので、お店選びはクライアントとの会食以上に気を遣いますね。女性の美味しいものを食べているときの笑顔が好きなんです。

でも体育会系だからなのか、礼儀がなっていない人は嫌ですね。お金を出す素振りをしてほしいとかではなく、ちゃんと「ごちそうさま」「ありがとう」が言えること。奢ってもらうことが当たり前だと思っている女性ってこういうところが抜けている人が多い。正直、美人でもありえないなって思います。

お店は六本木界隈ですね。『オステリア ティ』や『ル・クラビエール 有栖川』を利用します。ワイン好きな女性が多いのでそこは必須。あとはサプライズを演出したいときにぴったり。

以前東京カレンダーで見つけた美味しそうなお店に女性を連れて行ったんです。ただ雑誌の内観写真があまりにも上手だったから、想像よりも大衆的で(笑)。こんなところ初めて!とまさかの逆転で大ウケでしたが、あのときはヒヤヒヤしました。それからお店を調べるときは“六本木” “デート”としっかり検索するようにしています。

―デートのときの服装は?―

平日であれば仕事帰りなのでスーツですが、休日はカジュアルなスタイルが多いですね。ぴったりとした窮屈な服が苦手なので、素材とか着心地で選んでいます。ミッドタウンの『ロンハーマン』でよく買い物していますよ。

―楽しいデートの「後」はありますか?ー

女性とそういう関係になるときは、遊びの子でも一度は結婚できるかどうか見ます。ただ慎重すぎるのか、なかなかその先の“お付き合い”にまでは発展しません。好意を寄せてくれる子は何人かいるのですが、「あなたが思っているような人間じゃないんです……」と申し訳なく思ったりも……。

それに自分がキープをしてその子の人生の一部を独占してしまうのも悪いと思ってしまうんですよね。ただ、好きになったらかなりわかりやすく特別扱いします。


お姉さんに甘えたい。こんなこと言われたらグッとくる年上女性も多いのでは?


計算のできる天然女子が好き


―好きなタイプを教えてください。―

僕、天然な子が好きなんです。“おばか”とはまた違いますよ。見た目はパッチリとした魅力的な目で細身な子にグッときます。

―芸能人で例えると?―

平愛梨さんがとても可愛いと思います。彼女は天然と言われていますが、芸能界で生き残っているあたり“賢い”のだと思います。そういうところも含めて素敵だなと。里田まいさんだって、おバカキャラで売っていましたが今では世界で活躍するプロ野球選手の妻。彼女だって相当賢いと思いますよ。

―恋の年齢制限はありますか?―

10歳上とかは考えたことないですが、年上好きなんです。今、僕が29歳でちょうど年上っていうと30代前半。女性として一番いい時期なんじゃないですか。ちゃんと自分を持っている30代の女性なら、結婚に焦ったりはしていないのでイメージよりも重くないし。年上でしっかりしたお姉さんなのに、ちょっと天然で隙がある感じに弱いです。男はギャップが好きですよね。

仕事で疲れたあとに、彼女の手料理で癒やされたいですね。別にこったものは作らなくていい。カレーなら誰が作っても美味しくなるので、それでいいんです。

―結婚願望は?-

何歳と設定はしていませんが、結婚はしたいですね。ただ今すぐというわけではないので、楽しくデートをして未来の奥さんを見つけたいと思っています。




29歳の甘え上手な彼は、若さもありしばらくは独身貴族を楽しむようだ。人懐っこい彼の笑顔はここ一番の勝負を決める前のルーティーン。これからも続く「実戦」の中で彼はまだまだ成長し、今は知らない世界にも果敢にトライし続けるのだろう。

最後にvol.1で紹介した「東カレ的 独身貴族の定義」がいくつ当てはまるのか聞いてみた。

1:年収は2,000万円以上
→◯ 20代にしてリーダー職という結果に対し、年収は2,000万。これからも上がることが期待できる。

2:家賃相場は月30万円以上
→△ 浜松町の高級マンションにひとり暮らし。若干30万円に届いていない。

3:結婚に対して、慎重である
→◯ 年齢的にもまだ結婚は考えていないご様子。どの女性も一度は対象に入れて考えるところも慎重と言える。

4:俺の時間(生活リズム)を縛るな!
→◯ 外資系という激務の彼を縛るのは平愛梨でも難しいだろう……。

5:外食しすぎて、舌が肥えすぎ
→◯ 20代にして六本木界隈を出歩いていれば、嫌でも舌は肥えてしまう。

6:恋愛はフリースタイル
→◯ 今のところはフリースタイルだが、好きな子には尽くしてくれるので浮気の心配はなさそう?

<これまでの独身貴族>
vol.1:東京カレンダー的「独身貴族」 6つの定義。あなたはいくつ当てはまる?
vol.2:35歳社長系独身貴族。好みのタイプは芸能人、その深い理由とは?
vol.3:オレンジジュースが好きな30歳外資金融独身貴族は、東京に染まらない素朴女子がお好き?