本田圭佑が所属するミランが21日、セリエA第34節でカルピと対戦した。その試合前に、選手たちが「ハカ」を披露したと話題になっている。

ハカはニュージーランドの民族舞踊で、ラグビーのニュージーランド代表、通称「オールブラックス」が試合前に見せることで知られている。そのハカを、ミランの選手たちが披露した。


本田の姿はない様子。それもそのはず、地元メディアによると、これらはすべて選手たちに似せた代役たちとのこと。どうやら、スポンサーのニベア社の宣伝らしい。確かに、“選手たち”は顔にクリームを塗る仕草もしている。

プロモーション活動の一環のようだが、一部のファンには受け入れられなかったようだ。「言葉がない」「たった11年で世界最高のチームから金のためにハカをやるようになった。とても悲しい」「マルディーニ、バレージ、ファン・バステン、コスタクルタから…ニベアのハカ。ミラン、安らかに眠れ」など、痛烈な批判が浴びせられている。






ミランは試合で0-0と引き分けた。17位相手の不甲斐ないスコアレスドローに、本拠地サン・シーロの観客はブーイングを飛ばしている。本田の出場機会はなかった。