同い年、同いデブの松村邦洋登場で伊集院の過去の恋愛が暴かれる?「伊集院光とらじおと」火曜日

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野球好き過ぎな元・女子アナ・上田まりえがいいキャラ過ぎ


30年続いたTBSラジオ・朝のワイド番組「大沢悠里ゆうゆうワイド」の後を引き継いで4月11日にスタートした新しいTBSラジオの顔「伊集院光とらじおと」(TBSラジオ・月〜木曜8:30〜)。


古くから、伊集院光の深夜ラジオを聴いていたファンであるボクとしては、

「伊集院光が朝の番組なんて……どんな感じなんだろ? やっぱりぬる〜い感じになっちゃうのかなぁ?」

なんて気持ちもなくはなかったのだが、初回でいきなり、月曜アシスタントのフリーアナウンサー・安田美香が「(番組スタートに)興奮し過ぎてどうやって身支度してきたか記憶がないんです」ということで、服を着てくるのを忘れるというミラクル過ぎるトラブルが勃発!

パジャマにコートをはおっただけという姿でスタジオにやってきてしまい、急遽マネージャーに服を借りたという安田をツッコミ倒すという形で、いつもの伊集院ノリを発揮していた。

そして第2回となる火曜日のアシスタントは、2016年1月末をもって日本テレビを退社した元・アナウンサーの上田まりえ。

「すごく緊張しています。火曜アシスタント担当させて頂きます上田まりえと申します。29歳独身、左投げ左打ち。一生懸命がんばります! お願いします!」

ガチガチに緊張した様子で最初のあいさつを済ませた上田。

第一声が「わっしょーい!」だった月曜アシスタント・安田と比べるとかなりまとも……かと思いきや、そうでもなかった!

野球が好き過ぎて「野球」という名字の人と結婚したい(その人が野球嫌いでも構わない!)と言う上田は、ラジオ番組に出演するにあたり、なぜかマイクの横にフルオーダーした自分専用の野球グローブをドーンと設置。上田いわく「お守り」のつもりらしいが……デカ過ぎる!

何かっちゅうと女子アナに厳しい目線を投げかけているマツコ・デラックスも、局アナ時代の上田について、

「上田まりえはデビューした時から大好き。ひとりだけ女装しているみたいなルックスで、まるで現役の女漁師かと思うほど。そのインパクトはスゴかったんだから」

と絶賛していただけあって、かなりいいキャラクターなのだ。

元・野球部で、野球好きとして知られる伊集院光とのコンビネーションも期待できそうだ。

古くからの伊集院リスナー感涙の新コーナー


火曜日の目玉コーナーは「Yahoo!知恵袋 俺の5つ星」。

美味しさや高級さなどとは関係なく、「誰が何と言おうと、あの時、あの状況で、あの店で食べたあれが美味かったから、オレにとっては5つ星なんだよ!」という「自分の思い出度」の高いお店を特集するというコーナー。

リスナーからの「もう一度行ってみたいんだけど、場所が分からない」「店が潰れてしまっている」などの思い出を紹介し、それに対して「オレも食べたことある!」「あの店長、今どこどこで店をやっている」といった情報を募るという、まさに「Yahoo!知恵袋」感のあるシステムなのだが、

「あるリスナーの記憶を、他のリスナーたちの情報で補完していく」

というと、古くからの伊集院リスナーなら、かつて伊集院がTBSラジオで日曜お昼に担当していたワイド番組「伊集院光 日曜日の秘密基地」の「秘密キッチの穴」コーナーの方を思い出すんじゃないだろうか。

要はこのコーナー、食べ物の記憶限定の「秘密キッチの穴」ということなんだろう。

リスナーからの思い出を読み上げるのが、「秘密キッチの穴」と同じ元・TBSアナウンサーの鈴木順ということもあり、新コーナーなのに「懐かし〜い!」気持ちになってしまった。

伊集院はつくづく、誰かのボンヤリとした記憶が、リスナーからちょっとずつ情報が集まってくることによって、突然パッと明確になっていく……みたいなコーナーが好きなんだろうなぁーと。

初回ということで、リスナーからの思い出も情報も集まっていない状態なので、とりあえずコーナー紹介といった内容だったが、今後の展開が楽しみ!

同い年、同いデブ・松村邦洋と伊集院との恋愛メモリー


続いて、全曜日共通のゲストコーナー「伊集院光とらじおとゲストと」第2回のゲストは、伊集院と同い年(大政奉還から100年となる1967年生まれ)にして同いデブ・松村邦洋。

伊集院と松村は、お互いにニッポン放送で番組をやっていた20代前半頃からの知り合いということで勝手知ったる仲なのだが、火曜アシスタント・上田と松村にも意外な共通点が。四谷にある野球居酒屋「あぶさん」の常連同士なのだという。

上田がひとりで飲んでいると、松村が「あぶさん」に電話をかけてきて、電話口で延々15分間、野球選手ものまねを披露されることもあるんだとか。

電話で延々ものまねをする松村も大概だが、ひとりで野球居酒屋に行く上田まりえも、どんな(元)女子アナなのだ!?

さて、このコーナーは「ゲストと○○と」というテーマで、ゲストと○○との関係性を聞いていく形式となっているのだが、「伊集院光と松村邦洋と」という項目では、古くからの知り合いだけあって、かなりディープな話題が飛び出した。

お互いに23歳くらいの頃、未婚時代の伊集院は、松村がニッポン放送でやっていた番組の共演者に思いを寄せていたという。

何とか話す機会を作って、一緒に食事に行く約束を取り付けたのだが、松村が「オレも行きます!」と、ついてきてしまったんだとか。

「そうか、この子のことを松村くんも好きだから邪魔してるんだ!」と対抗心を燃やした伊集院だったが、松村はホントに「3人で楽しく飲みたかった」だけ。

さらに、意を決して告白しようという現場にも、なぜか松村が同席。緊張の空間で「たかさ〜んチェック!」などと、とんねるず・石橋貴明のものまねをして、変な空気にしてしまったらしい……。

かなりプライベートな出来事まで丸出しでラジオで話してしまう伊集院だが、このエピソードは初めて聞きましたよ!

1時間近くにわたって、じっくりとゲストとトークするこのコーナーでは、今後もディープな話題が飛び出してきそうで楽しみ。

それにしても、当時、松村がニッポン放送でやっていた、しかも女性の共演者がいた番組というと、「ラジオブロンクス」とか……まあやめときましょう。
(北村ヂン イラストも)