学生の窓口編集部

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3月24日放送、「直撃LIVE グッディ!」(フジテレビ)では、闇風呂。電気を消して湯船につかる闇風呂が話題になっている。きっかけはツイッター。目への負担がない状態で身体が温まるので、疲れが取れて目の奥のコリまでほぐれていくというつぶやきで、2万人に拡散され大評判となった。宮本キャスターが検証したところ、眼球の奥の血流が感じられ、疲れが取れる効果があったとのことだった。医学的に分析すると、湯船につかることで高い湿度でドライアイが潤う。また温まることで血行を良くして疲れ目を回復してくれるという。また電気を消すことで脳が休む時間だと思って、自律神経がリラックスする。そのため、目の疲れを取る効果があるとのことだった。現代人の疲れ目の原因は、ピント調節などを行う毛様体筋を司る自律神経の乱れだという。

この闇風呂は、入浴時間が長すぎるのは良くなく、またぬるめの38〜40度が好ましい。あまり熱い温度だと、交感神経が働いてしまい、リラックスできない。そのためぬるめが一番身体に良い。それ以上は逆効果の恐れもある。真っ暗にすると眠ってしまうのではないか、危ないのではないかという心配があれば、豆電球ぐらいの明るさで試すと良い。豆電球がなければ、キャンドルを灯すなどしても雰囲気がでていいだろう。

光が遮断されている時ほど、疲れが取れるというのは医学的にも根拠のあることだ。あまり長くやり過ぎるのは良くないのだが、短時間であれば脳がレム睡眠時と同じ状態になり、非常にリラックスできる。

目がとても楽になり、心まで軽くなる。ストレスがなくなっていくような、気持ちが軽くなるような、そんなスッキリした心持ちになれる。癒やされるのでおすすめだ。

自律神経をリラックスさせることにも良い。自律神経は目に大きく関連しており、パソコンやスマホを長時間見続けることで自律神経のバランスが崩れてしまう。そのバランスを、リラックス効果によって元通りにするのが重要だ。

ただし、リラックスしすぎて寝てしまわないように注意するのと、あまり長時間やりすぎるのは良くないのと、暗がりで転んでしまわないようにすることなどに注意が必要だ。

闇風呂は非日常感が演出できるし、暗闇に対する耐性もできるので、やってみるといいだろう。