「サッカー史上、最も“縁起の悪い”ユニフォーム8着」
『Squawka』が、「フットボール界において最も縁起の悪いアンラッキーな8つのユニフォーム」という話題を伝えていたので紹介する。
アーセナル、2015-16サード
Arsenalさんの投稿 2015年11月3日
ここ最近で最も騒動になっているユニフォームは、今季アーセナルが着ているサードだ。
黒・白・青の一着はカーリングカップのシェフィールド・ウェンズデイ戦でデビューするも、チームは0-3で敗れ去った。(ユニフォームとして)ひどいスタートとなるなか、敵地でのバイエルン戦で再びクローゼットから引っ張り出されたが、またも勝利をもたらすことはできず。
アリアンツ・アレーナで1-5と大敗し、ファンたちは相手のスキルを誉めるよりも、このユニフォームに責任を押し付けることを選んだ。また、このユニフォームを着たノリッジ戦では、アレクシス・サンチェスとサンティ・カソルラが負傷している…。
マンチェスター・ユナイテッド、1995-96 “invisible”アウェイ
On this day in 1995: Manchester United's 'kids' suffered in the sun at Villa Park. #mufc pic.twitter.com/BhexFvjHzO
- Man United News (@ManUtdMEN) 2015年8月19日
#Lawas1
Manchester United Away 1995
Size XXL (82x65)
MINT pic.twitter.com/XglG7Pmxpn
- Lelang Lawas (@lelanglawas) 2015年12月5日
プレミアリーグ史上最も縁起の悪いユニフォーム。95-96シーズンのグレーのアウェイユニは、ユナイテッドファンの世論調査でクラブ史上ワーストに選ばれている。
当時、サウサンプトン戦の前半で0-3とリードされると、ハーフタイムにサー・アレックス・ファーガソンがユニフォームの変更を要求したほど。急遽着替えたユナイテッドだが、結局1-3で敗戦。ファーガソンは、このユニフォームによって選手同士がお互いを視認しにくくなると述べていたとか。
ユナイテッドはこれを着たアウェイ5試合で、1分4敗と一度たりとも勝てなかった。
バルセロナ、2013-14 「セニェーラ」なアウェイ
FC Barcelonaさんの投稿 2013年7月24日
バルサの2013-14アウェイユニは、多くの問題を引き起こした。カタルーニャ旗「セニェーラ」へ美しい敬意を払ったものだったのだが…。
このユニフォームを着たアスレティック・ビルバオ戦で26試合連続無敗記録が途絶えることになった。オサスナ、アトレティコ・マドリー、ミラン戦も引き分けという結果に…。
ミラン、2011-12黒アウェイ
A.C. Milanさんの投稿 2012年3月6日
これを着てチームが3連敗すると、副会長アドリアーノ・ガッリアーニはこのユニフォームをこき下ろした。
CLでのアーセナル戦では0-3で完敗。2戦合計4-3で勝ち抜けたものの、ガッリアーニは「これは2度と着ない」と言い放った。それ以前のナポリ、ラツィオ戦でも敗れていたミラン。ガッリアーニは、選択肢は「ヌードでプレーする」しかないとも述べていたとか…。
ただ、奇しくも1999年にスクデットを獲得した際、ペルージャ戦で着ていたのも黒のユニフォームだった。
イングランド代表、2013年ホーム
England Football Teamさんの投稿 2013年5月29日
イングランドはアイコンだったUmbro製のユニフォームから、よりナウいNIKE製へと変更になった。だが、それは完全にスムースな移行にはならなかった。
ドイツっぽすぎるというクレームが寄せられたこのユニフォームを着たイングランドは13試合でわずか1勝しかできなかった。
チェルシー、2009-10アウェイ
. @AVFCOfficial fans, remember when Dunne and Collins scored to beat Chelsea in this 2009-10 strip? #ClassicKitComp pic.twitter.com/IFNstdl1Q9
- Barclays Football (@BarclaysFooty) 2015年6月19日
Chelsea 100% Original Jersey Shirt L 2009/10 Away Still BNWT NEW EPL http://t.co/EJPuSoWLE6 pic.twitter.com/031fClDi4a
- highly excellent off (@vargasmartinva5) 2015年9月3日
カルロ・アンチェロティに率いられた当時のチームは、青のホームユニでは無敗続きだった。だが、この青と蛍光黄のアウェイユニでは5試合で1分4敗…。
結局着用を避けることを選択し、白のサードをシーズン末まで着用することになった。
カメルーン代表、2004年”all-in-one(ツナギ)”ユニ
PUMA Footballさんの投稿 2012年9月3日
実にアレキサンダー・ワン(ファッションデザイナー)っぽいカメルーン代表。
サプライヤーのPumaは、2002年のネイションズカップでノースリーブユニを投入し、すでに論争の的となっていた。その彼らが2004年大会に向けて、新たに発表した「上下一体型」デザインは、別次元のクレイジーさであった。
このタイトなユニは大会オフィシャルから承認されず、グループステージ第1戦の後に変更を求められた。だが、カメルーンはそれを無視して、準々決勝のナイジェリア戦でもこれを着用(結果は1-2で敗戦)。
その試合後、FIFAはカメルーンに対して、その後行われるW杯&ネイションズカップ予選において勝ち点6ポイントを差し引くことを決めた。
これに対し、今度はPuma側がFIFAを訴える事態に発展。結局、勝ち点は戻されることになったが、ユニフォームもシャツとショーツとに分割されることになった。
ニューカッスル、2010-11アウェイ
SHIRT #NEWCASTLE UNITED PUMA 2010/11 AWAY JERSEY SIZE (M) https://t.co/x5Zn2BmuZM pic.twitter.com/Q5LJLCGLnc
- Football shirts (@great_wear) 2015年12月6日
“イースターエッグ”な襟をしたこのアウェイユニを着用したニューカッスルは、スティーヴェネッジ相手のFAカップで1-3で敗れ去った。また、ボルトン戦でも1-5の大敗を喫しており、ファンたちから忌み嫌われる一着となった。
アクリントン・スタンリー相手には勝ったものの、WBAとトッテナムには敗戦。この憎むべきユニフォームを着た5試合で15失点を献上している。