「カレーラムネ」に「わさびラムネ」、「バラサイダー」など、変わり種ドリンクを次々と発売して来た炭酸飲料業界のエンターテイナー、木村飲料がまたやってくれた!
今度の新商品は「さくらコーラ」だ。

グリーン、ホワイトに続くピンクのコーラ


「しずおかコーラ」「富士山頂コーラ」に続く、 “日本の和コーラ”シリーズ第3弾になるという。
「しずおかコーラ」は緑色のコーラ、「富士山頂コーラ」は白いコーラだった。
ならば、『さくらコーラ』はピンクのコーラってこと……!?

「その通り。『さくらコーラ』は桜をイメージした淡いピンク色のコーラです。『しずおかコーラ』は静岡県産の緑茶を使ったグリーンのコーラ、『富士山頂コーラ』は富士山の天然水を使った雪をイメージしたホワイトコーラでしたが、今回は“日本の桜の花エキス”を使い、美しい桜色をしたピンクのコーラに仕上げました」(木村飲料株式会社 営業本部 塩澤さん)



ふわっと抜ける桜の花の香り


早速いただいてみると…ひと口で分かる美味しさと飲みやすさ!
木村飲料らしからぬ正統派の味だ(失礼)。



従来のコーラに比べると、マイルドでやさしい味わいといったところ。
ふわっと鼻に抜ける香りはまさに桜の花の香りのイメージ通り。
清涼感と上品な後味が印象的だ。

“日本の桜の花エキス”を使ったこだわりとは?


和テイストあふれる仕上がりのパッケージもグッドだが、何より、“日本の桜の花エキス”の“日本の”が付いている辺りに非常に強いこだわりがあるようだ。

「よく使われている桜の葉のエキスも検討しました。が、桜の花のエキスの方が格段に桜の風味がします。桜の花のエキスは葉に比べ高価ではありましたが、そこは妥協したくありませんでしたので踏切りました。また、“日本の桜の花エキス”は、老化防止にも良いと言われています」(塩澤さん)

商品開発に掛ける妥協なき情熱も木村飲料らしさ。
2月23日の「富士山の日」に発売開始なことにも、静岡県を代表する企業としての誇りを感じる。
この徹底したこだわりがあってこその、“炭酸飲料業界のエンターテイナー”なのである。

こんなシーンにも活躍間違いなし


見た目や味わいからして、女子のハートがときめくこと必至。
ひな祭りや花見の席で乾杯すれば、盛り上がること確実だから、この春の注目アイテムとして押さえておくべきだろう。
お酒と楽しむのも面白そう。綺麗な色合いを保つためにも、焼酎で割って「さくらコーラサワー」にするのも良さそうだ。ただし、うっかり飲みすぎてしまいそうな軽やかな口当たりには注意されたし。

桜を愛してやまない日本人の心をくすぐりまくりのこの商品、これからの季節の大活躍は間違いなさそうだ。
(バーグマン田形)