学生の窓口編集部

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過去を振り返る機会も多い、年末年始。お笑い芸人の中には、「実は、昔イケメンだった」という人が、意外と多いようだ。

●ピスタチオ・伊地知大樹・・・いつも個性的なファッションで登場し白目をむく「キモイ芸風」な彼ら。26日「世界の怖い夜」(TBS系)に出演し、廃墟となったホテルに潜入した際には相方の小澤が怖い役ばかりやらされ、伊地知は司令塔として指示を出す係を担当。どっちも似たような「キモキャラの2人」だとばかり思っていたが、うまい立ち回りを見せつけた伊地知は2014年の7月まで歌舞伎町でホストをしており「ナンバー1」の経験もあるようだ。以前、「ザ・世界仰天ニュース」(日テレ系)の中で紹介されたホスト時代の写真は、ロン気に黒縁メガネをかけ、スタイリッシュなスーツに身を包んだイケメン風。キモキャラとは全く異なる雰囲気に世間は驚きの声をあげた。

とにかく明るい安村・・・「安心してください!はいてますよ」の決まり文句で今年大ブレイクした安村。今でこそブリーフ姿で“七福神の布袋様のような"ぽってりとしたお腹を出しているが、スリムだったデビュー当時はなかなかのイケメン。初めからピン芸人だったわけではなく2000年から14年の間、「アームストロング」というお笑いコンビを結成し、相方・栗山直人と共に仕事をしていた。小学生時代から野球少年でエース投手だった安村は、高校では甲子園にも出場し控え選手ではあったものの「伝令」として活躍。身長177センチでスポーツマンな上に、ヘアスタイルも現在とは違いちょっと長めで一見モテそうな風貌だったが、今では33歳とは思えない“おっさんくさい安村"である。

●月亭方正・・・現在は落語家の肩書も持ち、同時にお笑いタレントとしても活躍している方正。ヘタレ芸人の異名も持ち、"ブサイク顔"で芸人仲間さえ笑わせてしまう彼だが、若かりし頃は超イケメンだった。テレビの特番で学生時代に学ランを着た写真が放送されると、その姿は凛々しく、"目鼻立ちはあまり変わらないのにカッコイイ!と、アイドルとしても通用しそうなイケメンぶりが話題となった。確かに旧芸名・山崎邦正として吉本のNSCに入りお笑い芸人としてデビューした頃はモテモテだったそうで、バレンタインデーには半端ない数のチョコレートをもらっていたという逸話も。今では想像がつかないが、実際に私生活ではキレイな奥様と3人の子供に恵まれている。

●タカ&トシ・・・「欧米か!」とトシから突っ込みを入れられるポチャリで、ちょっとボーっとしたような印象のタカだが、若い頃は「キレモノ」な印象のシャープな面持ちでイケメンだったようだ。奇抜なヘアスタイルは半分はブラックで半分は金髪な上、ピアスをしていて、タカはオシャレが好きだったことから、どんな服でも似合うよう痩せていたそうだ。しかし「お笑いで、ボケをするには違うな」と感じ自ら太るよう心掛けたという。「そしたら売れ始めた」とタカが語ったことを、ラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」(日本放送)の中で、オードリーの若林が証言している。そこまでお笑いのことを考え風貌を変えたタカ…見る目が少し変わった人も多いのではないだろうか。

トレンディエンジェル・斎藤司・・・2015年のM1グランプリを手にした斎藤は、お笑いはもちろん「歌がうまい」ことでも活躍している。36歳にして若ハゲが進み、それでもイケメンぶってカッコつけるキャラクターは、女性がつい悲鳴をあげてしまうような「気持ち悪さ」なのだが、髪の毛がフサフサで若かった頃は、けっこうイケメンだったようだ。「爆笑問題の検索ちゃん」(テレ朝系)では、当時の写真が放送され、スタジオも騒然。MCの小池栄子も『すごくかっこいい!抱かれたい』とコメントしてしまうほど。芸能界にデビューする前は営業マンだったそうだが、頭の回転も早くイケメンで女性からモテたという話も出ている。