佐藤寿人、クラブW杯3位の賞金は「サッカースタジアム建設に」
広島は開始3分にいきなり先制点を喫する苦しい展開となったが、70分に途中出場のドウグラスが同点ゴールを決めると、83分にドウグラスが逆転弾を挙げ、クラブW杯3位を掴みとった。
記者から“世界3位ですね”と問われた佐藤は「まあ、世界3位とは思わないですけど(苦笑)」と謙遜したが、「クラブW杯では前回の5位を上回ることができたし、何より今日はアジア王者に対してしっかり勝つことができた。ちょっと立ち上がりは褒められた感じではなくて、少なからず相手の圧力にビビっていた部分があったんで、そこはチームとして反省材料だと思う。そこから少しづつ自分たちの形にもっていけた中で、チャンスも多く作れましたし、勝利に値する内容だったと思います」と満足感を示した。
また、「途中ちょっと(決勝戦を控える)リーベルのサポーターが不思議な雰囲気を作ってくれましたけど、2012年の時もコリンチャンスが同じような雰囲気を作ってくれて経験済みなので、あの時と似てるなと思って(笑)。とにかく3位という形で大会を終えることができて、最後に勝ってこの大会を締めくくることができたのは本当に大きいかなと思います」と試合中のエピソードを明かしている。
来季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で再び広州恒大と対戦する可能性も考えられる。佐藤はこの勝利が自信に繋がるとしつつ、「今日の広州が本来の姿ではないと思うんで、中2日の連戦で多少疲れはあったと思いますし。自分たちのほうが疲労はあったと思うんですけど、向こうはそのままのメンバーで、自分たちはフレッシュなメンバーで、総合力という意味では来シーズンのACLにつなげていけるのかなと思う」と自身の見解を述べた。
1点を追いかける中でベンチへと退き、逆転勝利を見守った佐藤は、「とにかく何でもいいから同点に追いついてPKに持ち込んでくれと思っていたら、もう一点入ってくれたんで、これ以上ない勝ち方だったと思いますし、本当に全員の力で勝ち取ってきた3位という結果だと思う。そこに対しては胸を張りたいです」と語ると、「ただ、結果は出し続けなければいけないと思うんで。天皇杯もありますし、サポーターが横断幕で掲げてくれていたんですけど、16番のヤマ(山岸智)と一緒に星を増やすというところが天皇杯でやっていきたいです」と続け、ジェフユナイテッド市原(現ジェフユナイテッド千葉)のジュニアユース時代からの盟友である山岸とタイトルを勝ちとりたいとの思いを明かした。

