中国人が大好きなスイカの種 袋開けたら中から飛び出すネズミのミイラ
中国人はよく、スイカやヒマワリの種を食べる。殻ごとローストして、軽く味をつけたものがよく売られている。「瓜子(グアヅ)」などと呼ばれ、おなじみのスナックだ。食べ過ぎは禁物だが、タンパク質や不飽和脂肪酸、ビタミンEなどの栄養も豊富だ。だが、袋の中に「ネズミのミイラ」も入っていたとするなら、話は別だ。
中国江西網によると、湖北省在住の女性がビニール袋入りのスイカの「瓜子」を6袋買ったところ、うち1袋に小さなネズミの死体が入っていた。死体は完全に干からびて固くなっていた。自宅で食べようと、袋の瓜子の一部を皿に出した時、一緒に出てきた。
異物は2、3センチメートルの大きさだった。最初は「瓜子」の味付けでよく使うスパイスの八角(スターニアス)と思ったが、よく見て干からびた小さなネズミの死体と分かったという。
メーカーが同商品の生産を始めたのは1992年で、当局から製造販売の許可も得ている。ただし、中国江西網によると、問題の商品のパッケージには、連絡先の電話番号が書かれていなかった。
中国江西網の記者がメーカーに電話をかけたところ、職員と称する男性が出てきて、「スイカの種の選別は手作業」などと説明したが、「社長は不在」とのことで、直接話を聞くことはできず、その後も社長と連絡することはできていないという。(編集担当:如月隼人)
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◆解説◆
「瓜子」を作るためのスイカは一般的に、果肉を食用とするスイカとは別の瓜類を用いる。果肉は口感はやや劣るが、種は大きくローストすると香味が出る。
かつては「瓜子」を路上で売り、「その場で食べれば客が吐きだした種をローストして瓜子として売る。持ち帰った場合には種を使えないので代金は割増し」といった商売があったが、現在では禁止されている。(編集担当:如月隼人)1
中国江西網によると、湖北省在住の女性がビニール袋入りのスイカの「瓜子」を6袋買ったところ、うち1袋に小さなネズミの死体が入っていた。死体は完全に干からびて固くなっていた。自宅で食べようと、袋の瓜子の一部を皿に出した時、一緒に出てきた。
メーカーが同商品の生産を始めたのは1992年で、当局から製造販売の許可も得ている。ただし、中国江西網によると、問題の商品のパッケージには、連絡先の電話番号が書かれていなかった。
中国江西網の記者がメーカーに電話をかけたところ、職員と称する男性が出てきて、「スイカの種の選別は手作業」などと説明したが、「社長は不在」とのことで、直接話を聞くことはできず、その後も社長と連絡することはできていないという。(編集担当:如月隼人)
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◆解説◆
「瓜子」を作るためのスイカは一般的に、果肉を食用とするスイカとは別の瓜類を用いる。果肉は口感はやや劣るが、種は大きくローストすると香味が出る。
かつては「瓜子」を路上で売り、「その場で食べれば客が吐きだした種をローストして瓜子として売る。持ち帰った場合には種を使えないので代金は割増し」といった商売があったが、現在では禁止されている。(編集担当:如月隼人)1