インタビュー:武田玲奈「最初は清純派、ゆくゆくは振り幅を」
2011年より週刊ヤングマガジンで連載中、単行本は累計700万部を超える、平本アキラの人気マンガ『監獄学園-プリズンスクール-』。今年7月のアニメ化に続き、10月からは実写ドラマ化され、原作ファンの期待を裏切ることなく、個性的なキャラクターを再現している。本作で主人公・キヨシが想いを寄せるヒロイン・千代を演じるのは、週刊ヤングジャンプで「ショートカットの後継者」と称され、人気急上昇中の武田玲奈(18)。女子高生の割に相撲好きという意外な一面をもつ千代と同じく、彼女の意外な素顔に迫った。

ドラマ『監獄学園-プリズンスクール-』
MBS 毎週日曜 深夜24:50〜25:20 TBS 毎週火曜 深夜25:11〜25:41
全寮制の元女子高・私立八光(はちみつ)学園へ入学してきた男子生徒は、藤野清志(キヨシ)らわずか5人。1000人を超える女子生徒たちを前に、甘い学園生活に胸躍らせるキヨシたちだったが、ある日、女子風呂をノゾこうとした罪で学園を掌握する「裏生徒会」に拘束されてしまう。そして、罰として懲罰棟(通称:プリズン)と呼ばれる監獄での1ヶ月間の謹慎生活を強いられることに…。クラスメイトの千代とのデートのため、脱獄を試みるキヨシだったが、裏生徒会の会長、副会長、書記も、あの手この手でキヨシたちを退学に追い込もうとする…。
男子生徒5人は、裏生徒会による支配に屈せず、無事にプリズンから脱獄することができるのか!?
http://prison-school.com

Ⓒ2015平本アキラ・講談社/「監獄学園」製作委員会・MBS


−−原作のマンガは読まれましたか?

武田:今、18巻まで出てますよね。でも、まだ最新卷だけ読めていないんです。原作にできるだけ近づけたいと思って、現場にも置いてあったんですけど、とにかくマンガを読み込みました。

−−少年/青年マンガですが、女性から見てどう思いました?

武田:今まで手に取って読んだことは無かったですけど、私は元々、マンガとかアニメとかがすごく好きなので。確かに過激ではあるんですけど(笑)、その中にも面白さがあって、楽しめましたね。

−−物語では女子生徒1000人の学園を舞台に、不純な動機で入学してきた5人の男子が登場しますが、彼らについて率直な印象はいかがですか?

武田:なんかバカだけど、すごく一生懸命で。一生懸命なのは格好良いけど、ちょっと間違った方向に一生懸命だなと(笑)。



−−彼らに罰を与える裏生徒会の女子3名については?

武田:それぞれキャラが濃くて、面白くて。それを完璧にこなす(森川)葵さんとか、キャストの皆さんを見て、すごいなと思いました。

−−完成した映像を観て、原作に近づけることができたという手応えはありますか?

武田:初めて読み合わせをした時から、すごくピッタリだなと思って。マンガから飛び出してきたような感じで、びっくりしました。私自身は表情とか台詞の言い回しとか反省点があるんですけど、作品自体は皆さん、すごく原作に忠実で、面白くて、もう笑いながら観てました。

−−撮影現場では、共演者の方とどんな話を?

武田:年上の方が多く、皆さん優しく話しかけてくれて。特に男性陣がすごく面白くて、みんなで卓球をしたり、ワイワイした現場でした。中川(大志)さんが女装するシーンがあったんですけど、女装して待っている時に、女の子に混じって女子トークして遊んでたり、すごく面白かったです(笑)。