画像はオフィシャルブログより

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 女優の本田翼が来月7日に公開される映画『起終点駅 ターミナル』に関するインタビューを受けたのだが、「(将来)女優をやっていなくても良い」と発言したことに対し批判が相次いでいる。

 同作は直木賞作家・桜木紫乃の短編を映画化したもので、罪や孤独を抱えて生きる男女の出会いと新たな旅立ちを描いたストーリー。主人公の司法では罰せられない罪を抱えて生きる弁護士を佐藤浩市が演じ、本田は覚せい剤常用者の彼氏を持つ家出少女という難しい役どころを演じており、「共通点を見出すのが大変だった」と話した。

 さらに、佐藤浩市と22歳という年齢で共演できたことを誇りに感じるとも話し、今後の女優生活が楽しみだと思われたのだが、将来については「女優をやっていなくても良い。自分が好きなように生きていけたらいいなと思ってます」と発言。様々な意見が上がっている。

 SNS上では、「そもそもこの子を女優と思ったことないけど…」「この人演技上手かなぁ? ってか女優だったの!?」「やる気ないのかな。たしか前にバラエティでモデルの仕事が一番楽しいって言ってたし」など、“女優”であることに驚くコメントが多々見られた。

 こうした背景には、芸能界における本田の危うい立ち位置が見え隠れするという。芸能関係者が証言する。

「モデルで売れたから女優へ、という最近ありがちなパターンで演技を強要されているといった印象です。本人も女優がしたい! と声を大にして言っているとも思えない。ただ、モデルやタレントのみで芸能界を生き抜く力がないのは明らかです。それは本人も自覚済みで、いまは、露出できる仕事ならなんでも“挑戦”している時期。そのたびにコメントをコロコロ変え、したたかな女性ともっぱらの噂です」

 7月期のドラマ『恋仲』(フジテレビ系)では演技下手が散々叩かれた本田。その批判は共演者へも飛び火するほどだったが、今回は佐藤というビッグスターの後ろ盾を得て成長した姿を見せることができるのだろうか。

(取材・文/田中ふさ子)