宮崎秋人、Dステに懸ける思い「先輩たちに喰らいついていきます!」
ハードな練習で自分を追い込んでく
――ところで、宮崎さんご自身は都月っぽくないですよね…?
瀬戸さんと稽古が始まる前に話していたのは、実際の僕らは逆だよねって。「自分がもしこのふたりを役にはめるなら、秋人が海里で、俺が都月だな」って言っていて、自分も最初に台本を読んだとき、そう思いました。
――やっぱり!
でも、自分に似ている役を演じるのは逆に苦手なんです…。演出家さんに「素っぽくやっていいよ」って言われても、その“素”がわからなくて急にウソっぽくなってしまうというか…。だから都月でよかったなと思います。海里だったらもっと悩んでいたかもしれないから(笑)。
――さて、舞台の見どころのひとつは、殺陣のシーンでしょうか。『夕陽伝』の殺陣についてブログで「今までとは全然違う」と話していましたね。
以前『薄桜鬼』という作品で殺陣をやっていたんですけど、そのとき僕が演じていた永倉新八は、熱血漢で力があって。だから“重さ”を意識していましたが、今回は両手で力を込めてっていうよりは、流れるような殺陣が多くて。
――流れるような殺陣というのは…?
角がない動きって言うんでしょうか…。あと、スピードが早い。体が動くスピード自体はあまり変わらないんですけど、刀のスピードが今までとは全然違うなって。
――『薄桜鬼』での経験を活かしつつ、新しいことに挑戦されているんですね。
…ひたすら練習です。やればやるほど難しいなって思うんです、殺陣って。ある程度できてきたかなって思って、稽古中の映像を家で見返すと、ココができてないじゃん!とか、ココは直したつもりだったのに!とか、そういうのもあって。
――稽古から帰って、家でも研究されているんですね。
自分が納得できるまでやらないと気が済まないんです。殺陣もお芝居なので、相手ありきなんですけど、自分だけでできることは家でも練習しています。
――練習はハードそうですが、宮崎さんの表情からは、充実している感じが伝わってきます。
はい(笑)、とっても楽しいです!!
――自分を追い込んでいく環境は好きなほうですか?
好きですね! 筋トレも最近気持ちよくなってきました(笑)。あ、プロテインも今日から飲み始めようと思っていて、瀬戸さんが飲んでいるのと同じものを通販で買ってみました(笑)。
最近の主食は「もやしナムル」!?
――今回のキャスト陣では、宮崎さんが芸歴では一番の先輩になりますが、ブログを拝見している限り、先輩後輩関係なくうまく溶け込んでいるのかなと思いました。
先輩方の受け入れ体制がスゴいんです。自分はけっこう人見知りで、自ら輪に入っていくのは苦手なんですけど、瀬戸さんを中心にみなさん話しかけてくれるので。
――瀬戸さんは大先輩ですが、今回は剣を交える相手ってことで負けてられないですよね。
自分は年下だからって遠慮せずに、喰らいついていこうと思ってます!!
――素晴らしい意気込みだと思います。稽古場の雰囲気も良さそうですね。
オンとオフがしっかりしている現場ですね。稽古が始まる前は笑いが絶えなくて和やかな空気なんですけど、いざ稽古が始まると集中が途切れることがない。けっこうピリッとしたシーンが多かったりするので。
――稽古後はキャストみんなで飲みに行ったりしますか?
みんなは行っているんですけど、僕はなかなか参加できていなくて。今は台本を読み込みたいから、稽古が終わったらまっすぐ家に帰ることが多いです。で、家に帰ったらまずブログを更新する(笑)。
――毎日更新されてますもんね(笑)。夜ご飯は自分で作っているんですか?
はい、野菜炒めとか簡単なものですけど…。あ、最近はもやしナムルばっかり作ってます。
――もやしだけだと栄養が偏る気が……お肉やお魚は食べないんですか?
洗うのが面倒くさいんですよね(笑)。
――気持ちはわかりますが…(笑)。それで、夜ご飯を食べたら台本を読み込む、と。
岡村さんに言われたのが、僕はセリフをしゃべろうとするクセがあると。覚えていることを言おうとしているだけだって。「次のセリフなんだっけ?」って思い出しながらだと、どうしてもしゃべることに必死になっちゃうから。
――確かに…。
シーンの流れも頭に入れて、セリフが勝手に出るくらいにしないといけない。もっともっと身体に染みこませなきゃって思います。
宮崎秋人のひとつの“区切り”
――岡村さんは、役者さんと話しながら一緒に作っていくタイプの方なんですよね。
たとえば僕がお芝居しているときに、岡村さんは僕の隣に立って、海里に言われていることを都月の目線で一緒に聞いてくれる。そして“ウソのない言葉”を選んで、足してくれたり変えてくれたりするんです。
――キャラクターの気持ちの流れを汲みとってくれるんですね。
あと、岡村さんがよく言っているのが、「しゃべってることと思ってることは違うように見せたい」と。全部が全部じゃないんですけど、思った通りのことを言っていると、表現として拙くなってしまうからって。
――台本に書かれているセリフを読んでいるだけではダメだと…。
難しいです。すごく難しいです(苦笑)。
――岡村さんの演出は刺激的なんですね。
今までにないくらい、役について考えさせられている気がします。いったん稽古が始まると、僕はずっと眉間にシワが寄ってますから(笑)。最後の最後まで、感情を積み上げていかないといけない役だから、ずっと必死です。
――精神がすり減りそうな作業ですね…。
面白いシーンの稽古をやっていても、都月になりきっている自分はあんまり笑えなかったりするので、そこはつらいですね(笑)。
――今回の舞台でお気に入りのシーンはありますか?
都月の気持ちが爆発する、海里とのシーンかな。会話も立ち回りも注目していただきたいです。
――最初から兄弟ふたりの関係はピリピリしてるんですか…?
最初から…割と…(笑)。“仲良し兄弟”みたいなシーンはないですね(笑)。決して仲が悪いわけじゃなくて、お互いのことを想い合っているからこそ、なんですけど。だから“兄弟の絆”は見えるように演じたいなと思います。
――最後に、舞台を楽しみにしているファンの方へメッセージをお願いします。
客演キャストを除くと僕は一番の後輩なんですけど、舞台上では絶対にはそう見せないように頑張ろうと思います。ファンの皆さんに応援してもらってここまでやってくることができたので、その自信だったりとか、いろんなものを背負って、このステージに臨むつもりです。宮崎秋人のひとつの区切りとして、ぜひ、この舞台を見届けてください!
【プロフィール】
宮崎秋人(みやざき・しゅうと)/1990年9月3日、東京都生まれ。O型。ミュージカル『薄桜鬼』シリーズ、舞台『弱虫ペダル』『東京喰種トーキョーグール』などに出演。1st DVD 「Shuto Miyazaki 〜Shootin’Stars〜」が11月4日発売。
※宮崎秋人の「崎」は正式には旧字。「大」が「立」になります。
【ブログ】http://ameblo.jp/shuto-miyazaki-we/
【ツイッター】@shuto_mi
<東京公演>
2015年10月22日(木)〜11月1日(日)
会場:東京・サンシャイン劇場
<大阪公演>
2015年11月21日(土)〜11月22日(日)
会場:大阪・森ノ宮ピロティホール
▼詳細は下記にアクセス!
http://yuhiden.dstage.jp/
★★宮崎秋人さんのサイン入りチェキを抽選で3名様にプレゼント★★
今回インタビューさせていただいた、宮崎さんのサイン入りチェキを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。
■応募方法:ライブドアニュースのTwitterアカウント(@livedoornews)をフォロー&以下のツイートをRT
\これは欲しいッ!!/
2.5次元舞台で活躍中! 宮崎秋人サイン入りチェキを3名様にプレゼント☆★
http://t.co/SppRP3NSMB
@livedoornewsをフォロー&RTで応募完了!どれが届くかお楽しみに〜♪ pic.twitter.com/EAlkEfh5xG
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2015, 10月 8
■受付期間:10月8日(木)10:00〜10月14日(水)10:00
■当選者確定フロー
・当選者発表日/2015年10月15日(木)
・当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、発送先のご連絡 (個人情報の安全な受け渡し) のため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
・当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから10月15日(木)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。10月18日(日)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
■キャンペーン規約
・複数回応募されても当選確率は上がりません。
・商品発送先は日本国内のみです。
・応募にかかる通信料・通話料などはお客様のご負担となります。
・応募内容、方法に虚偽の記載がある場合や、当方が不正と判断した場合、応募資格を取り消します。
・当選結果に関してのお問い合わせにはお答えすることができません。
・商品の不具合・破損に関する責任は一切負いかねます。
・個人情報の利用に関しましてはこちらをご覧ください。