苦手のデーゲームも無失点で締めたレッドソックスの上原浩治 [Getty Images]

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● レイズ 3 - 5 レッドソックス

<現地時間6月28日 トロピカーナ・フィールド>

 レッドソックスの田沢純一と上原浩治は現地時間28日(日本時間29日)、敵地で行われたレイズ戦にそれぞれ登板。田沢はイニングを跨いで1回と2/3を投げて繋ぎ、上原が9回を締めて16セーブ目を挙げた。

 サンドバル、デアザ、オルティスによる一発攻勢で5点を挙げ、試合を優位に進めたレッドソックスであったが、7回にアロが打者3人で1点を失うと、一死三塁から田沢がマウンドに登る。

 田沢は先頭のサイズモアに適時打を許して2点差まで詰め寄られるも、後続は中飛と空振り三振に斬って取り、8回は三振2つを奪って無失点。イニングを跨いでの投球で上原へとバトンを繋ぐ。

 5-3と2点差の場面で登板した上原は、「嫌い」と自分から言ってしまうほど苦手としているデーゲームの登板であったが、ピンチを招きながらも無失点でしのぎ、今シーズンの16セーブ目。試合後、自身のTwitterで「ふぅ〜〜」と大きく一息つくと、「デーゲームだったけど…ホッとしたね」と安堵した様子を見せた。

 田沢は1回2/3を投げて30球、打者7人に対して被安打1、与死球が1、3奪三振の内容。防御率を2.62とした。上原は1回を16球、打者4人に対して被安打1、奪三振1つで無失点。防御率は3.12となった。