『MdN2015年7月号』特集「絶対フォント感を身につける。」

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デジタル・クリエイターのための専門誌『MdN』2015年7月号の特集が「絶対フォント感を身につける。」だ。
絶対フォント感とは、何か?
「絶対フォント感とは〜」のつぶやきで話題の「すど@ysmemoirs」さんのツイートを引用しよう。

生乳100%のフォント




中吊りのフォント


『MdN』の特集では、このようにも説明される。
“絶対フォント感とは、電車内で週刊誌の中吊り広告を見たときに、たとえ雑誌名が目に入らなくても「この見出しはニューロダンが使われているから週刊新潮」「こっちの見出しはロダンが使われているから週刊文春」ということが判別できてしまう能力を指す。”

おおお、楽しそうである。絶対フォント感、欲しい!
特集はまず「絶対フォント感を身につける[基礎知識編][実践編]。
LESSON01からLESSON28まで。
いくつか見出しを紹介。
LESSON01 そもそも「フォント」ってなに?
LESSON03 フォントは誰かが時間をかけて作っている
LESSON04 明朝体って単なる筆文字? 違います!
LESSON08 ゴシック体は2つの方向性に進化!
LESSON14 文字の「明るさ」で書体を見抜く
LESSON17 書体判別の決め手はひらがな?

さらに、以下のような記事。
・祖父江慎による「ひらがなの形で辿る明朝体の系譜まるわかり!」
明朝体のルーツ「築地体五号」からからスタートする明朝体のひらがなについての講義。

・フォント当てゲームに挑戦!
「フォント検定」等に書体研究家や乃木坂46の伊藤万理華が挑戦

・タイプデザイナー鈴木功に聞くフォント制作の裏側
・クイズ このフォントって、なに?
・日常での文字との出会い

・「絶対フォント感」を身に付けるための参考書

で、さまざまな角度からフォントについてアプローチする。
そして、付録小冊子「絶対フォント感を身につけるためのフォント見本帳」。
160ページに、613書体見本が、ぎっしり。

『MdN2015年7月号』「絶対フォント感を身につける。」、身近にあるたくさんの文字たちがデザインとして気になる存在に変わる特集だ。
(米光一成)