第3セットから登場した19歳石川友紀(左)と中心選手に成長した20歳木村沙織(右)

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ワールドグランプリ岡山ラウンド◇第3日◇3日◇桃太郎アリーナ
日本 0−3 ブラジル
(21−25、21−25、18−25)

 3連覇を狙う王者ブラジルを相手に、結果的には東京ラウンドで対戦した前戦と同様のストレート負け。しかし指揮官、柳本監督は第1セットから積極的に動き、大山に代えて小山を投入。さらに第3セットには19歳の石川友紀を最初からで起用した。王者ブラジルを相手に、新戦力の働きに手ごたえを感じ、試合展開にも「粘っこさが出せた」と語った。

 今大会の予選ラウンドから先発メンバーに名を連ね、ポイントゲッターに成長した荒木を筆頭に、選手層に厚みを増した柳本ジャパン。柳本監督は「メンバーを固定しないで、果敢にチャレンジしていきたい」と、更なるレベルアップを誓っていた。

【柳本監督】
粘っこさが出せた。選手たちは手ごたえも感じた試合だったのでは。今日は石川、小山ら新戦力も使うことが出来た。

 − 大山と小山の交代について
小山を先発にするか考えていた。落合でレシーブを固めることが出来るかもしれないが、守備面よりも高さを選んだ。今日は高橋翠も使わせてもらった。新人5人を使って厚みが出たかなと思う。メンバーを固定しないで精度を上げていきたい。

新しい荒木らメンバーがレベルの高いチームを相手に、力を発揮してくれた。12人が組めるようになってきているので、果敢にチャレンジしていきたい。

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