画像提供/刈谷ハイウェイオアシス

写真拡大

 高速道路を走っていると道路脇に見えてくる大きな観覧車・・・。でもこれ、遊園地の話じゃないんですよ。この観覧車を有する大きな施設、実は高速道路のパーキングエリアなんです。こんなパーキングエリア、どうして作っちゃったの??

 この巨大な施設は、第二東名高速道路の刈谷パーキングエリア。なんといっても一番の特徴は、高速道路だけではなく、一般道からの出入りも自由だという点。もちろん中を車が通り抜けることはできないようになっているが、人の行き来は自由。このような仕組みになっているのは、高速道路利用者だけでなく、地域の人たちも気軽に利用できるようにしたかったからなのだという。「地域との交流の場、憩いの場として利用してもらえるように」という理由から、このように広々とした敷地の中に、さまざまな施設を充実させたというわけだ。そして、完成したのがこのちょっとビックリするような豪華なパーキングエリア。高速道路利用者だけでなく、地域の人たちの利用も多く、評判は上々の様子。

 中でも特に注目なのが、施設の中央部分のエリアにある“デラックストイレ”、通称“デラトレ”だ。

 「女性用トイレには、じゅうたんを敷き、ソファーセットを置いています。化粧直しなどをしながら、ゆったりとくつろいでもらえるようにしています。それとは対照的に、男性用トイレは機能性を重視し、クールでスタイリッシュなデザインになっているのが特徴です」(刈谷ハイウェイオアシス担当者)

 う〜ん、こんなにゴージャスだと逆に緊張してしまうかも・・・。でも、ぜひ1度は利用してみたいですよね!

 さらに、天然温泉を利用した露天風呂、気軽に利用できる足湯、男女兼用の韓国風低温サウナなど、リラクゼーション施設も充実。複合商業施設やフードコートもあり、ファミリーでも楽しめる。これならわざわざ高速道路を利用して遠くに行かなくても、一日遊べちゃいますよ! 次の休日はぜひ、パーキングエリアで過ごしてみませんか?(石橋夏江/verb)

■関連リンク
刈谷ハイウェイオアシス