XFN-ASIAによると、中国2位の商業銀行、中国銀行の朱民・頭取補佐は9日、同行のリストラ計画が終了したことを明らかにした上で、来年3月か4月に香港市場に上場したいとの意向を表明した。上海証券報が10日報じたもので、同補佐は、ADB(アジア開発銀行)とスイス金融グループのUBS、英銀大手RBS(ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド)、シンガポール政府系投資会社テマセク・ホールディングスが計24%の同行株式を保有することも明らかにした。ADB以外の3社は、株式取得ですでに合意に達しており、ADBも10日に合意する見通し。

  また、上海証券報によると、中国銀行は上場後、外国人投資家にさらに14%の株式を売却する見込みとしている。【了】