今年も台風シーズンに突入。現在9号が沖縄の南を北上している。
ラジオ・テレビの台風情報で、「大型で強い台風は・・・」という表現を耳にするが、一体台風の規模はどうやって測定するのだろう。

 台風は「ヘクトパスカル」という気圧の単位で表示されるが、同時に風速で「強さ」を、また、強風域の広さで「大きさ」を表す。

台風の強さ最大風速で表す
強い台風風速33〜44m/s未満
非常に強い台風風速44〜54m/s未満
猛烈な台風風速54m/s以上

台風の大きさ強風域の広さで表す
大型の台風風速15m/s以上の強風域が半径500km〜800km
超大型の台風風速15m/s以上の強風域が半径800km以上

 「大型で強い台風」といったら、風速15m/s以上の強風域が半径500km〜800kmで、中心付近の風速が33〜44m/s未満ということになる。

 ちなみに、7月の台風7号は関東に接近した時点で、強風域がおよそ900kmと広範囲だったので「超大型台風」といえる。【了】

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