10月17日、最高裁は参議院の一票の格差を「違憲状態」とした。2011年3月23日の衆議院に対する「違憲状態」判決と合わせ、異常な状態だ。この責任は、立法府と司法府の怠慢にある。一票が一票の価値を持つ、これが大原則である。県という行政組織が、選挙区の割り振りがと、いろいろ抗弁したところで、それは自分達の怠慢を棚に上げた言い訳でしかない。国民の一番重要な権利に対して立法府がほとんど何の知恵も出さずにほっぽって