昨日、14日に三日月章元法相がお亡くなりになったという話を聞き、時代の移り変わりを感じた。 民訴法において、新訴訟物理論の基礎を築くなど法律家としては大変な功績を残された人物である。新訴訟物理論は実務上は受け入れられるものではないが、三日月先生やその後の新堂先生の主張は、紛争の一回的解決という要請の重大さを再認識させ、現在の実務でもその観点は非常に重要な価値を有しているといえる。 そうした三日月章元