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個性的なアトラクションや、賑やかなショーで、私たちをいつも笑顔にしてくれる東京ディズニーランド(TDL)。

【写真】ぜんぜん気がつかなかった! モンスターズ・インクのファストパス発見機の上に……

パーク内には様々なところにこだわりが隠れています。いつも見ているのに全く気づいていなかったり、小さく書かれていて言われないと分からない、と言うものも多くあります。

今回は “文字通り” 思わずニヤリと笑顔になってしまう場所をご紹介!

■「笑い」をエネルギーに変えるモンスターズ社

東京ディズニーランドのアトラクション「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」。

週末となれば、2時間を超す待ち時間になるのも当たり前の、大人気アトラクションです。

こちらはご存知、ディズニー/ピクサー映画『モンスターズ・インク』が元になったアトラクション。

ちょっと映画のネタバレにもなりますが、子供の悲鳴を集めてエネルギーに変えていたモンスターズ社ですが、悲鳴よりも笑いのエネルギーの方が大きい事に気づき、その後は笑いをエネルギーに変えている……と言うストーリーがあります。

■「大笑いスプレー」など、あちこちに隠された笑いの要素

映画の中では、悲鳴を集めるのに必死でしたが、このアトラクションはその映画の「後」を描いた物語なので、アトラクションや隣のショップ「モンスターズ・インク・カンパニーストア 」にも、笑える要素がたくさん隠れています。

例えば映画の中では、マイクがデート前にコロン代わりに「洗っていない靴下の香り」や「濡れた犬の香り」を自分にスプレーしますが、このショップには「大笑い」「くすくす笑い」「むずむず笑い」と書かれたスプレーが並んでいます。

また、同アトラクションのファストパス発券機にパスポートチケットをかざすと、それぞれの発券機から、ランダムな笑い声が聞こえてくる面白い仕掛けがあります。

他のアトラクションにはない、ここだけの仕掛けです。

■モンスターズインクのファストパス発券機に書かれた笑いのメーター

発券機の上には、ファストパスのリターンタイムや待ち時間が表示されていますが、その更に上にご注目。

ここには何やら、“レベルメーター” の様なものが、チカチカと増えたり、減ったりしています。現在の笑いの発電量を表しているのかもしれませんね。

このメーターは特に何かと連動しているわけでは無いのですが、このメーターの上をよく見ると、なにやら小さな文字が書かれています。

ここに書かれたちょっと見慣れないこれらの言葉は、実はこんな意味があるのです。

HO-HUM(退屈な、つまらない、あくびの声)
GROANER(うめく、うなる)
CHUCKLE(満足そうに含み笑い)
HEEHAW(ばか笑い)
GUFFAW(げらげらと高笑いをする)
HOWLER!(大笑い、わめき声)

右に行くほど大きな笑いになっています。これが現在社会でも実用化できたら、様々なエネルギー問題も一気に解決しちゃいそうですね。

■元祖「笑い」のエリア、トゥーンタウンにあるギャグの店

笑いをエネルギーに変えるモンスターズインクですが、ディズニーランドには、もう一つ、「笑い」がたくさん詰まったエリアがありますよね。

それはご存知「トゥーンタウン」。アニメーションの主人公たちが、好き放題に暴れまわる、愉快で楽しいエリア。

笑いで溢れたこの街にも、実はこの「笑いのメーター」が隠れている場所があります。

それはエリアに入って左奥、ダウンタウンエリアにある「ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイム」。

このショップは、元々は、ライバル同士だった2つの店でした。

以前はこの店の間には壁があり、お互いいたずらをし合っていたのですが、ファイブ・アンド・ダイムの店主が、ライバルを追い出すため、油を隣のストーブに注ぎ込んだら、大爆発!

壁が吹き飛んだ後は、お互い仲良くなり、仕事のパートナーとして一緒にショップを運営している、という物語があります。

そのため、1つのショップなのに、2つの名前があるのですね。

■ギャグファクトリー/ファイブ・アンド・ダイムにも「笑いのメーター」が

このショップでは、トゥーンタウンの住人たちが使うおかしなギャグ製品を製造、販売しています。

ショップ内の壁には「落書きするな!」と書かれた壁の上に、「わかった!」と落書きされているなど、大小様々な笑いがいっぱいです。

このショップの入り口は2カ所ありますが、奥にある出入り口には、モンスターズインクのファストパス発券機と同じ様に、ここにも「笑いのメーター」があるのです。

こちらにも…

SMIRK(にやにや笑う)
GIGGLE(くっくという笑う)
CHUCKLE(満足そうに含み笑い)
LAUGH (声を出して笑う )
GUFFAW(げらげらと高笑いをする)
BELLOW(わめきどなる様に笑う)
ROAR(叫ぶように笑う)

…と、笑いの種類が書かれています。

しかも、先程のモンスターズインクとは、違う言葉が刻まれています。こちらも右に行けば行くほど大きな笑いになります。

トゥーンタウンは、「モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!”」よりも先にできた、“元祖 笑いのエリア” でもあります。

ギャグに溢れたトゥーンタウンですが、こんな細かなところにもこだわりがあるのですね。

「夢と魔法の王国」である東京ディズニーランド。

多くの感動や感激を与えてくれますが、その最も大事とも言える部分は、やはりゲストの笑顔や笑い。

普段はあまり気が付く事の無い、小さな小さなこだわりですが、次に行かれたときはぜひこれらを見つけて、「ニヤリ」としてみてくださいね。