サッスオーロ戦でサポーターと口論し、3−0と勝利したパレルモ戦で2得点を挙げながら、ゴールを祝わなかったインテルFWマウロ・イカルディが、12日に『Sky Sport』でこの件を振り返った。

「(ロベルト・)マンチーニ監督は、ゴールを祝わなかったのは間違いだったと言っている? そうかもしれない。まあ、たくさんゴールを決めてきた監督が言うのなら…。でも、僕は代理人と話して、こうすることに決めたんだ。今後の試合は、様子を見よう」

契約延長に関して、イカルディは次のように説明している。

「僕は代理人が言うことをしている。彼が契約延長の準備はできたと言えば、それで決まり。そうじゃなければ、僕は僕がやっていることを続ける。つまり、プレーをするということだ」

「とにかく、代理人からは、交渉はうまくいっていると聞いているよ。代理人はよく(ピエロ・)アウジリオSDと連絡を取っており、すべて良い状態だと聞いている」

「バルセロナから連絡? 彼らが連絡するなら、それは僕じゃなくてピエロのところにすべきだよ。すべて彼が片づけることだ」

そのアウジリオSDはイカルディの契約延長について、このように話していた。

「代理人とはすでに2、3回会っている。彼は5年の契約にサインしているんだ。契約満了は心配するほど近くない。イカルディがゴールを祝わなかったことは、契約延長と関係ないよ」

一方、イカルディ本人はチームの現状について次のように話している。

「今のインテルは以前と違う。何も勝ったことのない選手たちがおり、僕らは今、ヨーロッパリーグで勝ちたいと思っている。高いところを狙うには、改善する必要がある。守備では少しリラックスしているけど、ピッチの11人全員がもっと気迫を出さなければいけない。失点しないようにね。僕らのプレーなら、ゴールを決めることはできる。失点しなければ、勝つのがより簡単になる」