インテルのエリック・トヒル会長がインドネシアからインテルについて語った。短期間でインテルの会長にまでなったことについて、同会長は次のように話している。

「神が望んだから、私は(マッシモ・)モラッティのパートナーになったんだ。神の勧めが実現したんだよ。偶然にも、モラッティはサッカー界を変えられるような商業パートナーを探していた。私が彼のパートナーになったのは、天がそれを望んだからだ」

これは過去のことだ。だが、インテルのサポーターは、この数年よりもバラ色の未来を望んでいる。それは、スタジアム所有から始まるかもしれない。

「我々はまだ研究しているところだ。新たなスタジアムを自分たちだけでつくるか、ミランとともにジュゼッペ・メアッツァを改築するかね。イタリアのクラブはテレビ放映権だけに頼ってはいけない。チケット収入も必要なんだ」

「イタリアはアメリカのようになるべきだ。アメリカではクラブが地元の自治体から完全に支持されている。スタジアムをつくるための、100年にわたる土地使用許可が必要だ。サッカークラブは地元の誇りなんだからね。だが、今ではイタリア政府もスタジアム計画を支え始めている」

「我々は世界のトップ10に戻らなければいけない。収入を増やし、サポーターとの強い関係を築くんだ。我々は平均年齢を下げ、チームをスリム化した。若手がいるのは重要なことだ。そもそも、我々の下部組織は欧州のベストの一つなんだからね」

その一人が、MFマテオ・コバチッチだ。バルセロナやレアル・マドリーといったビッグクラブが狙った同選手について、トヒル会長はこう述べている。

「彼は我々と残る。インテルにとって重要な選手だ」