ナポリからガラタサライへと移籍したFWゴラン・パンデフの代理人、カルロ・パッラヴィチーノ氏が、ラファエル・ベニテス監督を批判している。

「(ワルテル・)マッツァーリに代わってベニテスが来たことが、ゴランにとっての損害となった。彼は主力から外され、少し低調なプレーになってしまったんだ。ベニテスはイタリアのリーグに適した指揮官ではない。優れた指揮官だが、チームに魂やチームスピリットを与えることができないんだ」

パッラヴィチーノ代理人は、パンデフがインテルからナポリに移籍したときのことにも触れている。

「ナポリでプレーするために、パンデフはお金も諦めた。私がしつこく助言してね。私は、ナポリという場所が彼に熱意や満足をもたらせると確信していたんだ。実際に、そうだった」

少なくともベニテス監督の就任までは…ということだろうか。

なお、ナポリで騒がれているのは、リヨンMFマキシム・ゴナロンの去就騒動も同じだ。

ナポリは今年1月にゴナロンを獲得するはずだったが、リヨンのミシェル・オラス会長が交渉にブレーキをかけた。この夏もゴナロンはナポリに近づいたが、今度は選手本人も考え直したようで、リヨンに残ることとなった。

ところが、リヨンがヨーロッパリーグ予選でアストラに敗れたことで、ゴナロンはまた後悔しているようだ。再び交渉を始める機会となるだろうか? ベニテス監督は新加入のMFダビド・ロペスについて話す中で、こう述べている。

「我々は中盤にビッグネームを加えることで合意していたが、実現しなかった。D・ロペス? 彼はゴナロンじゃない」

どうやら、交渉が再開する可能性はあるようだ。1月にまた話し合われるかもしれない。両者が再び考え直すことのなければだが。