待望の新Nexus 7の背面カメラ搭載 そのカメラの機能と使い勝手をチェック

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Googleの7インチタブレット「Nexus 7(2013)」には、前モデルの「Nexus 7(2012)」に搭載されていなかった背面カメラが搭載された。

CPUの高速化、高解像度フルHD対応の美麗な液晶ティスプレイ、約290gまで軽量・小型化されたボディといいことずくめのNexus 7(2013)だが、ユーザーが一番待っていたのは、この背面カメラの搭載かもしれない。

そこで、今回はNexus 7(2013)に搭載されているカメラ機能を早速チェックしてみよう。


■カメラアプリはアップデートしたGALAXY NEXUSと同じ?
Nexus 7(2013)の背面カメラは、約500万画素。800万画素くらいは欲しいという人も多いかと思いますが、インターネット利用がメインのタブレットとして扱いやすい画素数でしょう

画像サイズは、5M、3M、2M、1Mピクセル、VGA(640×480ピクセル)、QVGA(320×240ピクセル)が選択できます。5Mピクセルモードで、画像サイズは、2592×1944ピクセル、容量は約2MBとなります。

カメラアプリの操作性と機能は、Android OS 4.2.2にアップデートしたNTTドコモのGALAXY NEXUS SC-04D(サムスン電子製)とほぼ同じです。


Nexus 7 2013のカメラ


■カメラモード
画面下の青いシャッターボタンの左側のカメラアイコンで、カメラモードが選択できます。上から、360°パノラマ、パノラマ、動画、静止画の4つが選択できます。

面白いのは、360°パノラマで、自分を中心に360°の景色を複数回に分けて撮影し、それらの画像をNexus 7(2013)が合成して作成できます。
作成された画像は、画面をタッチしてグルグル回しながら見ることができ、まるで大きな球体の内側の映像を見ている感じです。


1枚に合成された写真(×)


ゆびでグルグル回せる


■カメラ設定
カメラの設定は画面下の青いシャッターボタンの右のアイコンをタップすると、シャッターの上に半円状に表示されます、

○1段目のサークル
左が露出補正、中央が設定、右が前面/背面カメラ切り替えとなります。
露出補正は、1絞りステップで明るさを調節できます。スマホやタブレットのカメラはハイライトが飛んだり、暗部がつぶれたりしやすいので、露出補正がしやすいのはキレイな写真を撮るに上で、便利でです。


1段目のサークル


○2段目のサークル
設定をタップすると、2段目のサークルが開き、左から位置情報、セルフタイマー、中央が画像サイズ、左にホワイトバランス、シーンの設定ができます。
シーンは、スポーツ、夕焼け、なし、夕焼け、パーティが選択できます。


2段目のサークル


■ピント合わせは画面タッチのオートフォーカス
ピントはオートフォーカスで、画面上でピントを合わせたい場所に指を置くと、フォーカスゲージが移動してフォーカスをあわせます。


■スワイプでビュワーに切り替わり
Nexus 7(2013)のカメラで便利なのがビュワーモードへの切り替えです。カメラ画面を指でスワイプするだけで撮影した画像が表示されますので、いちいちビュワーアプリを起動し直す必要がありません。
TwitterやFacebookなどのSNS投稿も、スワイプしてビュワーした画像から共有で投稿がシームレスにできます。

とびきり高画質というわけではありませんが、インターネットやタブレット上で撮影した写真や動画を見るには、十分な機能を備えています。

なにより、標準カメラに満足できない場合、Google Playストアからお気に入りのカメラアプリをダウンロードして使えるようになったことは、Nexus 7(2013)の大きな楽しみです。