噂が出回っているが、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役はそれにブレーキをかけている。「ジュリオ・セーザル? 我々が関心を抱いているというのは、否定するよ。彼はとても優秀なGKだがね」

一方、FWマリオ・バロテッリが『タイム』誌の「世界で最も影響力のある100人」に含まれるという件について、ガッリアーニ代表取締役は「リストはまだ正式発表されていない。クラブから言うことはないよ。私は何も受け取っていない」と話している。

いずれにしても、バロテッリが違いをつくっていることに変わりはない。それでも、ガッリアーニ代表取締役は、「バロテッリは優秀だが、ほかにも選手たちはいる。去年は誰もが我々は(ズラタン・)イブラヒモビッチ頼みだと言っていた。だが、試合に勝つのも負けるのも、11人でやるものなんだ」と、全選手をたたえている。

ミランは7日にフィオレンティーナと対戦する。

「ヴィオラ戦には大きな価値がある。2倍の価値と言えるかな。これから我々には大変な3試合が待っているんだ。我々は3位で、これからフィオレンティーナ、ナポリ、ユヴェントスと対戦する。その後は、理論上は簡単な日程かもしれないが、今年の我々はホームでアタランタ、サンプドリアに負けている。相手は強いんだ。ミランはとてもうまくやっている。ミランには2つの時期があった。最初の8試合と、それ以降だ。予想をするのは好きではないが、この22試合で我々はとてもうまくやっている」

また、ガッリアーニ代表取締役は、パリ・サンジェルマン相手に苦しんだ様子のバルセロナについて、「(エムバイェ・)ニアンのシュートがポストを叩いたことを思い出すよ。あれが決まっていれば、4−1でもなかっただろう」と悔しさを表している。

また、パルチザンの元会長が、タリボ・ウェストが実際は12歳年上だったと話したことについて、同代表取締役は笑顔で「別の元ミランの偉大な選手について、私は3つのパスポートを見た。でも、こういう選手たちの一部は、40歳を越えても強かった。彼らは不滅だったよ」と話している。