23日に行われたコッパ・イタリア準決勝ファーストレグは、ホームのローマが2ー1でインテルに先勝した。

「我々はリーグ戦もコッパ・イタリアも狙っている。どちらかを選ぶということはしたくない」

しかし、リーグ戦ではインテルと引き分けたことで、チャンピオンズリーグ出場圏内が遠のき、一方で、コッパ・イタリアではファーストレグに勝利した。44分の失点がなければ、もっと明確な差ができていたはずだ。ズデネク・ゼーマン監督は、前半の内容に満足している。

「ハーフタイム間際の失点が多いことに、特別な理由はない。私はパフォーマンスに満足している。特に前半はね。何度もチャンスをつくった。前半が4ー0で終わっていたら、誰も何も言えなかったはずだ。この試合は、日曜夜の試合を思い出させたね。日曜日は1点で、今日は2点だったとしてもだ。後半は、少し我々が落ちた。消耗の激しいサッカーをしていたかだね。彼らが試合を支配したが、我々もチャンスをつくったよ。クリスマス以降、我々は良い練習ができていない。それは終盤に見えたことだ。もっと信念が必要だよ」

「(MFパナギオティス・)タヒツィディス? 私から見て、前半の彼はよくやっていた。後半は少し苦しんだ。チームが少し止まったからだ。(途中交代を命じたFWフランチェスコ・)トッティには、フリーキックで相手を“殺す”のではなく、枠を狙えと言ったよ。(GKマールテン・)ステケレンブルフはナイスゲームをした。良いセーブが2度あったね。失点は残念だが、私は非常に満足している」