P/PAベスト30:辛抱強い打者のランキング
昨日、P/PAの平均は3.84程度であることを紹介しました。(P/PAの説明もリンクを参照ください) 一打席あたり4球以上投げさせればピッチャーを消耗させているというのがポイント。それを念頭においてランキングを観てみます。2012シーズン規定打席に到達した選手のランクです。
30位のケリー・ジョンソンでもギリギリ4球以上。メジャー全体でも34人しかいません。
注目すべきはウィークス兄弟が二人ともランクインしていること。この能力には遺伝が関係しているのか気になります。もう少しサンプルを増やして調べてみたいところ。
ボール球に手を出さない打者という企画もやりましたが、比較してみると興味深い。もちろん共通する名前は少なくないですが、異なる点も多い。最も辛抱強いアダム・ダンは先のランキングでは20位以降でした。
アラム・ダンの他、マーク・レイノルズ、カルロス・ペーニャ、グランダーソンら毎年三振も四球も多いパワーヒッターがランクインしているのは特徴といえるかもしれません。
球数制限の厳しいWBCにこれらの選手が出場するかは分かりませんが、どれだけ先発投手を苦しめるかというポイントで観戦するのも面白いかも。