ナポリはついにディエゴ・マラドーナの後継者を見つけた。彼の名は、エディンソン・カバーニ。「マタドール(闘牛士)」の愛称を持つ同選手について、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は『ラジオ・マルテ』で次のように話している。

「カバーニは戦士であり、ナポリとそのサポーターの魂を最も表している選手だ。彼を残すために、私は5500万ユーロ(約億円)のオファーも断ったんだよ。エディンソンはナポリらしさの回復のシンボルになった。自分たちを代表する守護者を必要とする全員のシンボルにね。そして、あらゆるリベンジのためのベストの方法がピッチなんだ」

「彼をウチに残したのは、私がナポリにいるのはビジネスのためではなく、チームへの愛情によるものだからだ。ナポリは私にとって最高の映画であり、私からすればイタリア全体を代表している」

デ・ラウレンティス会長はメルカートについて、次のように話している。

「(ワルテル・)マッツァーリ監督と合意して、チームを良くするために1月に介入するだろう。1月に断固としたやり方で、6月にはさらに断固としたやり方でやる。我々の目標は、欧州最強のチームの一つになることだ。文化面でナポリはマンチェスターやバルセロナより重要なんだよ。我々の街が欧州でアバンギャルドにない理由がない」

ほらのようにも思えるが、そうではない。むしろ、明確なプロジェクトから生まれたアイディアなのだ。

「この数年、我々は多くの良いことを種まきしてきた。忍耐と粘り強さで、さらに強いクラブをつくっていく。8年間で我々はセリエCからチャンピオンズリーグまでたどり着いたんだ。だから、最初から我々のプロジェクトに協力してくれた全員に感謝している」