三洋電機、デジカメおよびムービーカメラのOEM事業子会社の全株式を譲渡

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パナソニックの子会社である三洋電機は、デジタルカメラとデジタルムービーカメラ事業を行うために設立した三洋DIソリューションズ株式会社(以下、三洋DI)の全株式を、2013年3月31日付けで特別目的会社株式会社AP26に譲渡することを発表した。

三洋電機は2012年7月1日付けで、同社がかねてよりOEM(相手先ブランド製造)を行っていたデジタルカメラとデジタルムービーカメラ事業を三洋DIとして別会社化していた。

しかし市場の競争が激化する中、競争力を維持し、より優れた製品を提供するには、さらなる発展を見通したパートナーとともに事業を運営していくことが必要との判断から、今回の譲渡合意に至ったという。

AP26は、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合(AP)がサービス提供するファンドが出資する特別目的会社。

譲渡事業は2013年3月31日以降、APのもとで独立した事業体として基盤を固め、さらなる成長を図るとのことだ。