得点で勝利に貢献のトーレス「大空翼の生まれた国でゴールできて嬉しい」/クラブW杯

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『TOYOTA プレゼンツ FIFAクラブワールドカップ ジャパン2012』の準決勝が13日に行われ、ヨーロッパ代表のチェルシーと北中米カリブ代表のモンテレイが対戦した。チェルシーはフアン・マタ、フェルナンド・トーレスなどのゴールで3−1と快勝を収めた。勝利したチェルシーは、16日に行われる決勝戦で南米代表のコリンチャンスと激突する。
 以下、得点を記録したトーレスのコメント。

「監督が代わってチーム状態が良くなっている。ディフェンスラインから前線まで強固なチームになった。クラブワールドカップのタイトルはチームにとって非常に大切なもの。南米では選手たちが子供のころから夢見ているタイトルなので、自分たちも同じとらえ方をしなければならないと思う」

「今のチームは、昨シーズンよりも良い選手がそろっている。それぞれ異なる特徴を持っていて、質も高い。ベニテス監督が来たことによってチームとして改善されてきた。守備が良くなって来ているし、攻撃は決断力がついてきた」

「日本のファンについては、試合が始まる前に、メガホンで自分の名前を呼んでくれた人がいた。ホテルまで会いに来てくれた人もいる。得点を決めた時にも名前を呼んで喜んでくれた。非常に感謝している。初めて日本に来たけど、勝ってファンにお返しがしたい」

「コリンチャンスはイマジネーションがあって、クリエイティブなサッカーをする。得点を決めたら守備を固めることも知っている。そこをうまく崩していきたい。分析して、準備をしていくつもりだ。緊迫した試合になるはずだけど、初優勝を目指して頑張りたい」

「オリベル(大空翼)の生まれた国でゴールを決めることができて嬉しいね」

[写真]=足立雅史