プロが選ぶ、NO.1の変化球とは――。フジテレビ「すぽると!」(29日深夜放送分)では、番組恒例企画となっている“プロ野球選手100人が選んだプロ野球選手ベスト5”から、変化球部門を発表した。

複数の球種を持つ選手の名前が挙がったことなどから、ベスト8の発表となった今回。同票で7位となったのは、日ハム・中田翔が「アレ、なんなんですかね。正直打てないですね、いいところに決まったら」と語る、ソフトバンク・攝津正のシンカー。そして、ロッテ・角中勝也が「ズトンと落ちてくる」と表現した同じくソフトバンク・武田翔太のカーブが挙がった。

6位は、DeNA・山口俊が「特殊ですね。僕も投げたくて練習しているんですけど、なかなか投げれない」という埼玉西武・岸孝之のカーブ、5位は、阪神・新井貴浩が「テレビで見てたら“なんであんなの振るんだ”と思われると思うんですけど、出だしが真っ直ぐなんですよね。そっからそのまま落ちていく」と絶賛した巨人・杉内俊哉のチェンジアップが入った。

さらに同票2位に入ったのも、広島・天谷宗一郎曰く「2回曲がるイメージ」という杉内のスライダー。同じく2位は、巨人・澤村拓一が「あれはちょっと憧れ」と語る、楽天・田中将大のスライダー。もう一つの2位は、杉内が「打席立って分かったんですけど、球がめっちゃ落ちる。これは空振りするわなと思って」という田中のスプリットとなった。

そして、1位に輝いたのは、広島・前田健太のカーブだった。これには、DeNA・ラミレスが「彼は2種類のスライダーを投げ分けていて、内角にストライクを取りにくるのと、真ん中から外にいく大きなスライダー」と話し、チームメイトの大竹寛は「真っ直ぐと同じ軌道からキュッと曲がる」と紹介した。