28日のセリエA第9節で、ユヴェントスはカターニアに敵地で1−0と勝利した。だが、カターニア側は正当なゴールが取り消され、不当なユヴェントスのゴールが認められたと抗議している。カターニアFWゴンサロ・ベルヘッシオのゴールが、存在しないオフサイドによって取り消されたことについて、ユヴェントスのアンジェロ・アレッシオ監督代行はこう語った。

「ピッチからはあまり見えなかった。副審が旗を上げたのが見えただけだ。それから何があったのかは分からない。(カターニアのアントニオ・)プルヴィレンティ会長は、ユーヴェベンチによってゴールが取り消されたと言っている? そうは思わないね。副審が下した決定だ。選手たちは近づいたが、決めたのは副審だよ。一つのエピソードはあり得るものだ。前進しようじゃないか」

「我々は試合を支配した。シュート数は11対1だ。(カターニアGK)アンドゥハルがベストプレーヤーだったのさ。それが多くを物語っている。ピッチにいたのは1チームだけ、ユヴェントスだけだった。一方のカターニアは守っただけだよ」

また、ジュゼッペ・マロッタ代表取締役は、次のように話している。

「(カターニアの)ゴールは正当だった。だが、それで結果が我々にとって不利なものと決まっていたわけじゃない。我々は何度も逆転してきたし、今日も後半に力を出せることを示した。結局、数的優位に立つまでも、ユーヴェが上回っていることを示したんだ。(ジャンルイジ・)ブッフォンが苦しめられることはなかった。だから、ジャッジミスを考えても、ユーヴェは勝っていたと思うよ」

「ゴールが正当だったと認めるが、副審とゴールライン上の副審、そして主審とで話し合いがあったのも確かだ。ウチの選手たちにそんな力があるなんて、非論理的だね。返答にも値しない」